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会長あいさつ


青沼 孝徳    自治医科大学が全国の都道府県の共同出資により創設されたのは昭和47年(1972)であります。当時、深刻な医師不足と医師の偏在、特にへき地や離島などでは医師の確保が難しく、そういった地域の多くの首長さんの取り組むべき最も大事な仕事が医師確保といっても過言ではありませんでした。そのような状況を改善すべく設立されたのが自治医科大学であります。開学以来、平成27年(2015)まで3,910名の卒業生が医療に恵まれない地域で生活する人々の医療を確保し、その健康を守り、安心して生活を送ることができるよう自ら進んで挺身する気概を持って日々活動して参りました。
    これまで卒業生(28期生まで)の98.3パーセントが9年の義務を遂行し、義務終了後も70パーセントが出身県に留まり、30パーセントが継続してへき地の医療に従事しています。こういった実績からWHOが2010年のへき地医療従事者に関する報告書の中で、世界的にも大きな問題となっているへき地医療従事者の養成に成功した数少ない成功例として自治医科大学を取り上げてくれていることは我々卒業生として大いに誇りに感じているところであります。
    自治医科大学では、総合的な医学の知識や技術の習得に加え、全寮制のもと同僚はもとよりいろいろな立場の人々との交わりを通して思いやりの深い、人間性の豊かな医師を育成するような教育を実践しています。それは我々自治医科大学卒業生が全人的な医療を提供する臨床医すなわち保健・医療・介護・福祉を包括的に提供する総合医になることを目指しているからに他ならないからであります。
    このホームページを通して少しでも我々の活動の一端をご理解いただければ幸いです。


自治医科大学医学部同窓会会長
青沼 孝徳