研修の目標

膠原病は全身疾患である。この点が内科の他の診療科とは決定的に異なるところです。
膠原病は多臓器疾患であるため、内科に関する全般的な知識を必要とする。また、実際の対象疾患には不明熱や感染症が加わり、この点に拍車をかけています。
当科は、アレルギー・リウマチ・膠原病を診療できる総合医を育てる部門であると考えてください。

目標

総合医としての知識手技は当科において病棟の主治医となれば、その必要性から自然と身に付くことが多いし、初期研修(ジュニアレジデント)に対しては中級指導医、上級指導医と2名による指導体制をとっています。また後期研修(シニアレジデント)に対してはマンツーマン教育を行うためにmentorシステムをとって細かな指導を可能にしています。

当面の教育目標は、専門分野であるリウマチ・膠原病の診療手法を習得させることであります。とりわけ身体所見の取り方、関節注射方法(初期研修)、筋生検、腎生検などリウマチ医として身につけるべき事柄(後期研修)を習得できるようなプログラムを用意しています。後期研修終了後に認定内科専門医、リウマチ専門医、アレルギー専門医を取得する事を当面の目標としています。

当科での研修のあり方としてシニアレジデントの場合と大学院の場合がありますが、大学院に入学した場合は研究に専念できるよう、臨床的義務は最大限配慮しております。

当科のスタッフには海外留学の経験者が多く、希望すれば留学のチャンスもあります。

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