大学院生の募集 - 自治医科大学 分子病態治療研究センター 細胞生物研究部

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30年度入学・大学院生(修士および博士課程)を募集しています

細胞生物研究部では、生物の器官形成や脳の構築、生後における筋幹細胞の分化、脳の神経機能の制御と病態解明等の課題に取り組んでくれる大学院生を募集しています。

参考

29年度入学大学院 出願および試験日程


出願期間等についての詳細は下記をご覧ください。

出願期間、合格発表等の詳細情報
募集要項 (29年度入試)参照
入学試験概要
各種支援制度

26年度入試より 「学生納付金免除者特別選抜試験」が導入されています。



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研究室の見学やどのような研究テーマで大学院研究を行うことができるかについて、大学院入学試験の傾向と対策等さらに知りたいと思われる方は、どうぞ気軽にご連絡ください。研究室見学やお問い合わせは大歓迎です。

  • 川上 潔 (教授) 
  • 電子メール kkawakam  のあとに @jichi.ac.jp をつけてください
  • 高橋 将文(大学院本務教員 講師) 
  • 電子メール mtaka のあとに @jichi.ac.jp  をつけてください

Q&A

Q.1. 自治医大には、修士課程・博士課程の大学院があるようですが、どのような環境でしょうか?

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自治医科大学は、地域医療を担う医師養成のために、40年前に創設された医科大学ですが、現在では、看護学部や看護学研究科も創設され、医学系の知識や体験をするにはよいところだと言えます。このような、大学の使命を支え、教育の質を高めているのが、大学院医学研究科における研究活動です。

自治医大はこれまでに21世紀COEやハイテクリサーチセンターの拠点、私立大学戦略研究プログラムに採択され、研究機器や研究費には恵まれています。23年度に新たに、教育・研究棟が建設され、現在、最新の研究設備や研究室が入っています。

医学部出身者や修士課程修了者のための博士課程と4年制大学を卒業した方のための修士課程の両方が設置されています。基礎医学系の大学院生の数は少なく、教員からは手厚い指導がうけられますので、多数の学生のいる環境から移りたいと考えている大学4年生や修士課程、博士前期課程の2年生の方には最適な環境です。私たちの研究室では発生生物学、分子生物学、神経科学、遺伝学、生化学等の深い素養を身につけることができます。

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自治医科大学は、宇都宮から少し南の下野(しもつけ)市にあり、都会の喧噪からは離れた静かな自然環境の中に立地する魅力のある大学です。一方で、首都圏とは小山駅、宇都宮駅から東北新幹線、自治医大駅からJR湘南新宿ライン、宇都宮線によりつながっており、都心へのアクセスも比較的よいことも魅力です。また観光地として有名な日光にも近い距離にあります。


Q.2. 川上研究室ではどのようなことが学べますか?


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私たちの研究室では、分子生物学的な手法から細胞培養、組織学的解析、胚操作、(子宮内)電気穿孔法、哺乳類全胚培養法、マウス行動解析まで幅広い研究手法を用いています。生命現象に対する素朴な疑問をもち、それを解明してみたいと思う方、臨床医学につながる基礎医学研究とはどのようなものか体験してみたい方、研究者を目指して基礎的な力量をつけたいと思う方、どうぞおいで下さい。実験手技から論文の作成まで、手厚い指導を受けることが可能です。

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自らが面白いと思える研究テーマを見いだし、仮説を提案しその証明に向けた戦略を考え、実験を遂行する。得られた結果によって、仮説の修正や新たな実験を考案する。こうした活動を通じて、研究とは何か、研究者の力量とはどういうことかを学んでゆきます。

ご興味のある方は気軽にご連絡下さい。研究室見学も歓迎です。

Q.3. どのような研究テーマで大学院の研究を行うことができますか?


川上研究室では、大きく分けて、発生生物学分野と神経科学分野の研究テーマが進行しています。スタッフからの研究テーマの提案と本人の希望を聞いてから、決定しています。

たとえば、私達の研究室では、器官形成や神経機能の成熟のしくみを理解するために、ノックアウトマウスを用いた個体レベルの研究、ニワトリ胚へのエレクトロポレーションを用いた発現調節エレメントの解析、培養細胞を用いた細胞レベルの研究、さらに、発現タンパク質や精製タンパク質を用いた分子レベルの研究を組み合わせ、多くの興味深いテーマに取り組んでいます。

研究テーマは自分の興味や経験に応じて選択でき、4人のスタッフから懇切丁寧な指導のもと、多岐にわたる研究手法を学ぶことができます。基本的なテキストの輪読会や、最先端の成果を学ぶ雑誌会も開催しています。研究室の見学は随時受け付けておりますので、是非一度、のぞいてみてください。


参考までにこれまでに在籍した大学院生の学位論文のテーマは、

修士課程大学院学生 石原 忠さん (理工学部出身)
修士論文題目:比較ゲノム解析とニワトリ胚への遺伝子導入による初期発生におけるマウスEya1及びEya2遺伝子エンハンサーの同定

修士論文の一部は以下の学術論文に掲載されました。
Ishihara et al., Multiple evolutionarily conserved enhancers control expression of Eya1. Dev Dyn 237:3142-3156. (2008).

Ishihara et al., Differential expression of Eya1 and Eya2 during chick early embryonic development. Gene Expr Patterns 8:357-367.(2008).

博士課程大学院学生 安藤 善一さん(獣医学部出身)
博士論文題目:器官形成を司る Six タンパク質の標的遺伝子同定とその転写制御

博士論文の一部は以下の学術論文に掲載されました。
Ando et al., Slc12a2 is a direct target of two closely related homeobox proteins, Six1 and Six4.FEBS J. 272:3026-41.(2005)

Q.4. 大学院ではどのような支援が受けられますか?


自治医科大学・大学院では、学内独自の経済支援や、博士課程の大学院生には在学中にリサーチアシスタントとして採用され給与が支給される可能性もあります。また、各種奨学金制度や学内研究奨励金制度があります

経済的支援

26年度入試より 「学生納付金免除者特別選抜試験」が導入されます

リサーチアシスタント

研究支援

医学研究科研究奨励金 (博士課程2, 3年生)

医学研究科若手スタートアップ研究費 (修士課程1年生、博士課程1, 2, 3年生)

大学院学生の執筆する英文論文の校正、投稿にかかる諸費用の支援

Q.5. 自治医大の臨床系講座の大学院生として所属(所属予定)ですが、大学院の研究を川上研究室で行うことはできますか?



臨床系講座に所属し、基礎医学を学びたい場合、ご相談に乗ります。その場合、メールでご連絡の上、一度研究室までご訪問ください。
これまでには、循環器内科からの派遣大学院生が在籍していました。27年度には歯科口腔外科からの派遣大学院生が、神経堤細胞に由来する歯根膜細胞について研究を進め、学位を取得し、学術論文に研究成果を発表しました。

参考までにこれまで在籍した臨床分野からの派遣大学院生の学位論文のテーマは、

博士課程大学院学生:村上 善昭 さん (循環器内科学より)
博士論文題目:Na,K-ATPaseα3サブユニット遺伝子の心筋における転写調節機構

博士論文の一部は以下の学術論文に掲載されました。

Murakami et al., Promoter of the Na,K-ATPase alpha 3 subunit gene is composed of cis-elements to which NF-Y and Sp1/Sp3 bind in cardiac myocyte.
Biochim. Biophys. Acta. 1352, 311-324 (1997)

Murakami et al., Promoter of mDMAHP/Six5: differential utilization of multiple transcription initiation sites and positive/negative regulatory elements. Hum. Molec. Genet. 7, 2103-2112 (1998)

博士課程大学院学生:河崎 立樹 さん (歯科口腔外科より)
博士論文題目:歯根膜前駆細胞および歯根膜細胞における転写制御因子SIX1の役割についての研究

博士論文の一部は以下の学術論文に掲載されました。

Kawasaki, T., Takahashi, M., Yajima, H., Mori. Y. and Kawakami, K. Six1 is required for mouse dental follicle cell and human periodontal ligament-derived cell proliferation. Dev. Growth Diff. in press (2016)