セミナーのお知らせ - 自治医科大学 分子病態治療研究センター 細胞生物研究部

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セミナーのお知らせ

平成29年2月24日(金)17時45分 - 
終了しました。多くのご参加有り難うございました。

  • Jerry Workman 博士
  • Stowars Institute for Medical Research
  • (ストワーズ医学研究所)
  • Investigator
  • Mechanism of chromatin structure maintenance through coordinated action by histone methyltransferases, deacetylases, chaperones and nucleosome remodeling complexes
  • 遺伝子の転写におけるクロマチン構造の維持機構
  • 場所:医学部臨床講堂 I
  • Workman博士はクロマチン構造の変換酵素の同定と制御に関する研究分野における第一人者の一人です。本学の大学院生に最先端の分子生物学的研究成果を紹介していただきます。
  • 最先端の知見を基礎からわかり易く話してくださいます。大学院生及び教職員多数の御来聴をお願いいたします。
  • (お問い合わせ先 細胞生物研究部 川上 潔)


平成28年11月28日(月)17時45分 ~  
終了しました。多くのご参加有り難うございました。

  • 林 利憲 博士 (Toshinori Hayashi, PhD)
  • 鳥取大学医学部 生命科学科 生体情報学分野
  • 准教授 
  • 新規のモデルイモリを使用した再生研究の展開と新しいチャレンジへ
  • 場所:教育・研究棟 1階 大教室1
  •  有尾両生類のイモリは様々な器官や組織を再生できることで知られている。我々は大量繁殖が可能で、遺伝子操作も容易なイベリアトゲイモリを導入することで、再生能力を支える仕組みを遺伝子のレベルで解析できる実験系を確立してきた。しかしイモリには再生の他にも興味深い性質が数多く知られている。
  •  本セミナーではイベリアトゲイモリの実験動物としての長所や、それを用いることで解明に向けたがチャレンジできるユニークな性質を紹介したい。イベリアトゲイモリは研究者のアイディア次第で、様々な生命現象を研究する強力なツールとなるだろう。
  • 参考文献:Dev. Growth Differ., 57, 601-613 (2015).

     Dev. Growth Differ., 56, 115-121 (2014).
     Dev. Growth Differ.,55, 229-236 (2013).
     J. Neurosci. 32:12876-12884 (2012).
     PLoS Genet. e1000607 (2009).
     Hum Mol Genet. 18: 2748-2760 (2009).
     J. Neurosci. 28: 5991-5999 (2008).

  • 林利憲先生は、動物の再生に関する研究を一貫して行ってこれらました。特に、スペイン産のイベリアトゲイモリを用いた心臓をはじめとする器官再生の遺伝学的解析は非常に有名であり重要です。このイモリには、がんにならない、30年以上とも言われる長寿命、強力な止血力など興味深い特徴があります。先生の確立された実験系は、こうした医学研究への活用も期待されます。今回、その興味深い研究成果をご紹介いただくために、大学院特別講義をお願いいたしました。本学に在籍する大学院生・研究者にとって有意義な講演となることが期待されます。多数ご来聴下さいますよう、ご案内申し上げます。
  • (お問い合わせ先 細胞生物研究部 佐藤 滋)


平成28年10月31日(月)17時45分 ~  
終了しました。多くのご参加有り難うございました。

  • 今井 猛 博士 (Takeshi Imai, PhD)
  • 理化学研究所 多細胞システム形成研究センター 
  • 神経回路形成研究チーム
  • チームリーダー 
  • 組織透明化法を用いた神経回路の大規模高解像マッピング

  • 従来、蛍光顕微鏡で観察可能な深度は数10 μmから数100 μmに限られており、脳の中で3次元的に張り巡らされた神経回路の全貌をとらえることは困難であった。そこで我々は、蛍光タンパク質や組織形態を保持したまま組織を透明にする試薬SeeDBを開発した。さらに我々は最近、深部における球面収差を減らし、超解像顕微鏡でも深部観察が可能な透明化試薬SeeDB2を開発した。これらの新しい手法によって、神経細胞の形態やシナプス分布を大規模にとらえることが可能となった。本講義では、これらの新しい手法を用いて我々が現在取り組んでいる研究について紹介したい。
  • 参考文献:
  • Cell Rep 14:2718-2732 (2016).
  • Cell 154:1314-1325 (2013).
  • Nat Neurosci 16:1154-1161 (2013).
  • Sci Rep 3:1716 (2013).
  • Science 325:585-560 (2009).
  • Nature 450:503-8 (2007).
  • Science 314:657-61 (2006 ).
  • 場所:医学部・教育研究棟 大教室1 
  • 今井猛先生は、嗅神経細胞の投射メカニズムに関する重要な発見をされてきました。また、ご自身が開発された組織透明化試薬を用いたイメージング解析は神経回路形成の研究に新しい展望をもたらすものとして注目を集めています。その興味深い研究成果をご紹介いただくために、大学院特別講義をお願いいたしました。本学に在籍する大学院生・研究者にとって有意義な講演となることが期待されます。多数ご来聴下さいますよう、ご案内申し上げます。
  • (お問い合わせ先 細胞生物研究部 佐藤 滋)


平成27年11月16日(月)17時45分~  
終了しました。多くのご参加有り難うございました。

  • 鈴木淳史 博士 (Atsushi Suzuki, PhD)
  • 九州大学生体防御医学研究所 細胞機能制御学部門 教授
  • 肝臓における幹細胞研究の進展と次世代医療への挑戦

  • 私たちは、肝臓の発生、再生、疾患について、幹細胞の性状解析と機能制御を中心に研究を進めています。そして、得られる知見から「肝臓」という器官を理解し、肝疾患に対する革新的な治療法の開発へとつなげていきたいと考えています。最近では、肝細胞分化のマスター因子を同定して皮膚細胞に導入することにより、皮膚細胞から肝細胞の性質をもった細胞(iHep細胞)を直接作製することにも成功しました。本セミナーでは、私たちが進めている肝臓の統合的研究についてご紹介し、肝臓が如何に不思議な臓器であるか、肝疾患の克服を目指す基礎研究がどこまで進んでいるか、を知っていただけたら幸いです。
  • 参考文献:Hepatology 61:1003-1011, 2015.

     Curr Opin Genet Dev 23:579-584, 2013.
     Proc Natl Acad Sci USA 110:6412-6417, 2013.
     J Clin Invest, 122:3914-3918, 2012.
     Nature 475:390-393, 2011.
     Proc Natl Acad Sci USA 108:11175-11180, 2011.
     J Clin Invest 121:342-354, 2011.

  • 場所:大教室 2(教育・研究棟1階)
  • 鈴木淳史先生は、肝臓の発生と再生に関する重要な発見をされてきました。特に、皮膚細胞からの肝細胞の作製は、肝臓という器官を理解する上で、また、肝疾患の治療法開発に新しい展望をもたらすものとして注目を集めています。そこで、その興味深い研究成果をご紹介いただくために、大学院特別講義をお願いいたしました。本学に在籍する大学院生・研究者にとって有意義な講演となることが期待されます。多数ご来聴下さいますよう、ご案内申し上げます。
  • (お問い合わせ先 細胞生物研究部 佐藤 滋)


平成27年10月26日(月)17時45分~  
終了しました。多くのご参加有り難うございました。

  • 村上 安則 博士 (Yasunori Murakami, PhD)
  • 愛媛大学院理工学研究科 環境機能科学専攻 准教授
  • 脊椎動物の脳の起源と多様化
  • 脊椎動物は多様な形態や機能を進化させ、地球上の様々な環境に適応放散している。これに伴い、外界の情報を入手し適切な行動出力に深く関わる神経系も系統ごとに様々な形態を示す。例えば魚類の脳には感覚モダリティに応じた中枢の分散化がみられ、哺乳類では知覚機能の進化に伴い、他に類を見ないような高次中枢が生じている。こうした神経系の進化については、その起源が極めて古く、また系統に特異的な遺伝子重複などを経ることにより発生機構が改変されてきた可能性が古生物学や分子系統学、進化発生学による解析から示唆されている。今回の講義では脊椎動物の神経系について、様々な脊椎動物の脳を例に挙げながら、その領域形成や神経回路形成に関わる分子機構の進化的変遷について解説する。
  • 場所:大教室1(教育・研究棟1階)
  • 村上 安則 先生は、様々な脊椎動物を材料に神経系の発生と進化に関する重要な発見をされてきました。特に、脳の領域形成や神経回路形成に関わる分子機構に関するご研究は、ヒトの脳の進化や先天性の脳奇形の理解に新しい展望をもたらすものとして注目を集めています。そこで、その興味深い研究成果をご紹介いただくために、大学院特別講義をお願いいたしました。本学に在籍する大学院生・研究者にとって有意義な講演となることが期待されます。多数ご来聴下さいますよう、ご案内申し上げます。
  • (お問い合わせ先 細胞生物研究部 佐藤 滋)

平成27年1月28日(水)18時00分~  
終了しました。多くのご参加有り難うございました。


  • Raj Ladher 博士 (PhD)
  • 理化学研究所 多細胞システム形成研究センター(CDB)感覚器官発生研究室 特別主幹研究員

  • 内耳有毛細胞の形成機構
  • Specialisation of the mechanosensory cells of the inner ear
  • Ladher 博士は理化学研究所 多細胞システム形成研究センター(理研CDB)の感覚器発生研究室のチームリーダーであり、内耳発生機構の研究において第一人者のひとりです。内耳の有毛細胞は音および平衡感覚の情報を検出するのに適応したユニークな細胞です。この細胞はプロトタイプの上皮細胞からいくつかの修飾を経て形成されます。今回は,こうした有毛細胞発生についての最先端の研究成果を分かり易く話していただけます。大学院生および教職員多数の御来聴をお願いします。

  • 場所:大教室5 (教育研究棟2F)
  • 大学院特別講義としてセミナーを行います。奮ってご参加下さい。
  • (お問い合わせ先 細胞生物研究部 川上潔)

平成26年11月12日(水)16時30分~  
終了しました。多くのご参加有り難うございました。


  • 小柴 和子 博士 (Kazuko Koshiba, PhD)
  • 東京大学分子細胞生物学研究所・エピゲノム疾患センター・心循環器再生研究分野 講師
  • 心臓の発生と進化 ―ヒト心疾患との関連―
  • 脊椎動物は進化の過程で心臓中隔を獲得し、魚類の一心房一心室の心臓から哺乳類の二心房二心室の心臓へと形態を複雑化させていったが、その一連の変化は哺乳類の心臓発生過程にも見ることができる。ヒトで心臓中隔形成に異常が生じると先天性中隔欠損症を引き起こすことから、我々は心臓中隔形成の分子メカニズムを進化発生学的なアプローチから明らかにしたいと考え、研究を進めており、いくつか興味深い結果が得られているので紹介したい。また、特徴的な心臓を持つ軟体動物頭足類を用いた研究も行っており、その結果から心臓の起源について考えてみたい。

  • 場所:大教室1 (教育研究棟1F)
  • 大学院特別講義としてセミナーを行います。奮ってご参加下さい。
  • (お問い合わせ先 細胞生物研究部 佐藤滋)

平成26年11月5日(水)17時45分~  
終了しました。多くのご参加有り難うございました。



  • 野村 真 博士(Tadashi Nomura, PhD)
  • 京都府立医科大学・教養教育・生物学
  • 大学院神経発生生物学 准教授
  • 科学技術振興機構・さきがけ「細胞機能の構成的理解と制御」研究者
  • 分子実験発生学的解析による大脳皮質の進化過程の解明
  •  哺乳類の大脳皮質は、風船状に拡大しかつ6層の層構造を発達させています。このような特徴的な脳構造は進化の過程でどのようにして獲得されたのでしょうか?哺乳類は、約3億年前の単弓目と呼ばれる羊膜類(胚を包む膜の中で胎児が発生する動物群)から進化しました。そこで私達の研究室では、現存する様々な羊膜類(マウス、ヤモリ、カメ、トリ)の胚操作・遺伝子改変技術を駆使して、大脳皮質の進化に寄与した発生プログラムの解明に取り組んでおり、今回はその成果の幾つかをご紹介したいと思います。
  • 場所:大教室1(教育研究棟1F)
  • 大学院特別講義としてセミナーを行います。奮ってご参加下さい。
  • (お問い合わせ先 細胞生物研究部 佐藤滋)

平成26年3月26日(水)17時30分~  終了しました。

  • 菅原 文昭 博士 (Fumiaki Sugahara, PhD)
  • 兵庫医科大学 生物学教室 講師
  • 場所:大学院セミナー室(教育研究棟3F)
  • 円口類の発生進化についてのお話を聞かせて頂きました。
  • ご参加頂きありがとうございました。

平成25年9月27日(金)17時30分~  終了しました。

  • 栗田 武 博士 (Takeshi Kurita, PhD)
  • ノースウエスタン大学 遺伝医学研究センター 准教授
  • Division of Reproductive Biology Research
  • Northwestern University Feinberg School of Medicine
  • Department of Obstetrics and Gynecology
  • Center for Genetic Medicine
  • ミュラー管上皮細胞運命決定のメカニズムとその異常
  • 場所:教育・研究棟 中教室3
  • 大学院特別講義としてセミナーを行います。奮ってご参加下さい。
  • (お問い合わせ先 細胞生物研究部 川上潔)
  • 栗田博士は生物物理学の学位を1994年に早稲田大学で取得されました。 博士の研究分野は泌尿生殖器官および性ステロイドホルモンの標的器官の発生とがん化の機構です。現在、博士は泌尿生殖器官のp63転写因子の発現制御と機能について研究をされています。 p63はがん抑制遺伝子 p53のパラログであり、生殖細胞と多くの上皮組織の基底細胞で高度に発現しています。雌の生殖器官の発生中に、膣間葉細胞から送られるシグナルによってミュラー管上皮にp63が誘導され、 p63陽性細胞は、その後膣上皮へと分化します。 博士はp63 プロモーターの活性に焦点を当て、ミュラー管上皮でのp63 誘導の分子機構を、さらに、個体発生中の環境ホルモンへの暴露が、ミュラー管でのp63 プロモーターの活性化をどのように阻害するかについても研究されています。雄の生殖器官 (前立腺、 副睾丸、輸精管および精嚢)では、 p63 は基底上皮細胞の分化に必須であります。 博士はp63ノックアウトマウスモデルを用いて、これらの器官での基底細胞の機能を研究されています。 これ以外の分野では、子宮平滑筋腫の増殖機構の研究をなさっています。最近、博士は免疫不全マウスでヒト子宮平滑筋腫を増やす方法を開発されました。この異種移植モデルを用いた、エストロゲンやプロゲステロンによるヒト子宮平滑筋腫の増殖制御の研究もあわせて推進されています。 (Northwestern大学ホームページより抜粋)
  • 泌尿生殖器官の発生の基礎から、最先端の研究成果に至るまで、初学者にもわかりやすく講義いただけますので、大学院生、教職員、多数の御参加をお願いいたします。