大学院生募集(自治医科大学分子病態治療研究センター細胞生物研究部)
私たちは、動物の組織や器官がどのように形作られるのかを分子のレベルで理解することを目指し、遺伝子改変マウスやニワトリ胚を用いて様々な実験を行っています。特に感覚器や神経の発生・分化がどのような転写因子やシグナル分子によって時間的/空間的に制御されるのかを明らかにしてゆきたいと考えています。こうした実験研究に興味をもち、将来は研究者を目指してゆきたいと考えている大学院生の方を募集しています。
自治医大はCOEやハイテクリサーチセンターの拠点に採択され、研究機器や研究費には恵まれています。また、都会の喧噪からは離れた静かな自然環境の中に立地する魅力のある大学です。医学部出身者や修士課程修了者のための博士課程と4年制大学を卒業した方のための修士課程の両方が設置されています。基礎医学系の大学院生の数は少なく、教員からは手厚い指導がうけられますので、多数の学生のいる環境から移りたいと考えている4年生や修士課程の2年生の方には最適な環境です。私たちの研究室では発生生物学、分子生物学、神経科学、遺伝学、生化学等の深い素養を身につけることができます。博士課程の大学院生には在学中にリサーチアシスタントとして採用される可能性もあります。研究室の見学やどのような研究ができるのかについて、大学院入学試験の傾向と対策等さらに知りたいと思われる方は、どうぞ気軽にご連絡ください。
研究内容・研究分野:(1)ホメオボックス遺伝子Sixファミリーとそのコアクチベーター Eya遺伝子ファミリーの個体発生における役割。(マウスとニワトリを用いて)、(2)Six蛋白質の標的遺伝子群の同定とSix遺伝子のエンハンサーおよび調節因子群の同定、(3)ナトリウムポンプ遺伝子の生体機能
参考文献:BioEssays 22, 616-626 (2000)、Mol. Cell. Biol. 21, 3343-3350 (2002)、Mol. Cell. Biol. 22, 6759-6766 (2002)、Development, 131, 551-562 (2004)、FEBS J. 272, 3026-3041 (2005). J. Neurosci. 23, 4667-4676 (2003), J. Neurosci., 24, 10693-10701 (2004)、実験医学 22 (12), 1702-1708 (2004)
募集対象:博士課程、医科学修士課程
募集人数:若干名
入学資格:博士課程:修士課程修了または平成22年3月修了見込の方(出身学部は問わない)、医学・歯学・獣医学部(6年制)を卒業または平成22年3月卒業見込の方
修士課程:生命科学関連学部を卒業または平成22年3月卒業見込みの方
選考方法:学力検査(筆記試験)、口頭試問、面接、最終学校の成績証明書等により総合的に行う。
出願資格認定審査受付期間:修士課程[第1回]平成21年 6月15日〜平成21年 6月26日
[第2回]平成21年11月24日〜 平成21年12月4日
出願期間:博士課程 [第1回]平成21年7月6日〜 平成21年7月24日(必着)
[第2回]平成22年1月4日〜 平成22年1月22日(必着)
修士課程[第1回] 平成21年7月6日〜 平成21年7月24日(必着)
[第2回]平成22年1月4日〜 平成22年1月22日(必着)
試験日程:博士課程[第1回]平成21年8月24日、[第2回]平成22年2月22日
修士課程[第1回]平成21年8月24日、[第2回]平成22年2月22日
合格者発表:博士課程[第1回]平成21年9月24日、[第2回]平成22年3月11日
修士課程[第1回]平成21年9月24日、[第2回]平成22年3月11日
連絡先:
〒329-0498
栃木県下野市薬師寺3311-1
自治医科大学分子病態治療研究センター細胞生物研究部
川上 潔 kkawakam@jichi.ac.jp
TEL:0285-58-7311/7312 FAX:0285-44-5476
自治医科大学大学院医学研究科のページ:説明会等の詳しい情報はこちらをご覧下さい。
http://www.jichi.ac.jp/graduate/
**************** 大学院入学を志望するみなさんへ *****************
当研究室では、器官形成や神経機能の成熟のしくみを理解するために、ノックアウトマウスを用いた個体レベルの研究、ニワトリ胚へのエレクトロポレーションを用いた発現調節エレメントの解析、培養細胞を用いた細胞レベルの研究、さらに、発現タンパク質や精製タンパク質を用いた分子レベルの研究を組み合わせ、多くの興味深いテーマに取り組んでいます。研究テーマは自分の興味や経験に応じて選択でき、4人のスタッフから懇切丁寧な指導のもと、多岐にわたる研究手法を学ぶことができます。基本的なテキストの輪読会や、最先端の成果を学ぶ雑誌会も開催しています。研究室の見学は随時受け付けておりますので、是非一度、のぞいてみてください。