輪読会 - 自治医科大学 分子病態治療研究センター 細胞生物研究部

HOME > 輪読会

輪読会 (医学部セミナー シリーズ 発生生物学)

発生生物学の教科書の輪読会を行っています


医学部が開講しているセミナーシリーズの一つとして、細胞生物研究部においては、ゼミ形式での発生生物学のコースが用意されています。医学部全学年が対象です。

24年度は、これまで必修科目として、細胞生物研究部が長年担当してきた医科生物学(講義・実習、今年度より理科総合カリキュラムの導入によりこの科目はありません)を受講した学部生の有志により、生物の形作りに関する優れた教科書の輪読会を、水曜日の昼休みに行いました。

25年度も行う予定です。学年を問わず参加できます。コーヒーを飲みながらの気軽な会です。興味のある方はいつでもご連絡ください
(見学も可能です)。

開催時期

2, 3学期

対象

医学部全学年

教科書

ウオルパート 発生生物学 4版 (監訳:武田洋幸、田村宏治)

参加者の感想

  • 自分で決めた学習をするというのは受け身で、授業をうけるより遥かに身なるものでした。(Kさん)
  • 特に発生に興味があったわけではなく、ただ授業外に学べるものを探して参加した私ですが、気がつけば引き込まれ、充実した学習をすることができました。(Oくん)
  • 輪読会の質問として、答えを皆で考えるという形式は、参加者が積極的に参加出来るよい形式だと思った。(Oくん)
  • 考えることが好きです。「なんでこうなったんだろう」「何がこうさせるのだろう」そんな風に考えられる余地が沢山あるから、生物は面白いと思います。(Oさん)

研究室体験会を行いました (2012. 12.21)

自治医大を卒業し、将来医師として現場に出ると様々な問題に直面し、急速に進んでいる遺伝子レベルでの治療や疾患について考慮する際、状況に応じた様々な自己解決力が必要となるでしょう。研究室配属において、自ら仮説を立て、実験し検証する経験は、このような解決力を養うきっかけになることも多いと考えられますが、自治医科大学の教育カリキュラムにおいては、現在のところ研究室配属を通じた教育は行われていません。そこで、輪読会に参加したメンバーに研究室見学を通じて、研究の様子を見てもらうことにしました。

細胞培養、電気泳動、電気穿孔法、ニワトリ、マウス

細胞培養室にて

最初に、ニワトリ胚の後根神経節を培養し、軸索を伸ばすニューロン(神経細胞)を観察しました。

cellculture.jpg

次に、電気穿孔法によりGFP遺伝子を導入したニワトリ胚の観察を行いました。
chickembryo.jpg

大実験室にて

今度は、遺伝子解析の基本技術として、アガロースゲル電気泳動を体験してもらいました。皆さん上手く出来たようでした。
labtour4.jpg


顕微鏡室にて

顕微鏡室に移動して、今度は実験で使用している成体マウスの観察を行いました。
mouse.jpg

次にマウスを用いた遺伝学的実験の手法について、学びました。
mouseexperiment.jpg

子宮内電気穿孔法による、マウス脳形成の解析法について学びました。
braininuterogfp.jpg



研究で使用している顕微鏡で、染色されたマウス胚を実際に観察してもらいました。

undergraduatestudent.jpg

おわりに

labtour1.jpg

最後にスタッフルームにおいて、川上先生と学生さんで記念撮影。細胞生物研究部での研究室体験が、自治医大での学生生活での学びの一つとして、何かのきっかけになれば嬉しく思います。