About Us

こちらは、自治医科大学先端医療技術開発センターの脳機能研究部門。
平成22年の4月に、つくばの食品総合研究所から移ってきたばかりの新しい研究室です。


わたしたちの研究は、ヒトの認知構造を可視化することです。
このために、「脳機能イメージング」と「サイコメトリクス」という二つの方法を使います。


脳機能イメージングは、fMRI、NIRS、MEGといった装置を用いて、ヒトの脳の働きを計る手法です。
このうちNIRSは頭の上から光を脳に照射して、血流の変化を調べる方法ですが、
これまでNIRS単独では脳のどこを計っているかが分からないという問題がありました。
当研究室では、「バーチャル・レジストレーション」など、この問題を解決するさまざまな方法を開発しています。
今年度からは、自治医科大学に新たに導入されたMEGを用いて、
脳機能イメージングと臨床応用を結ぶ研究に取り組んでいきます。


一方、脳機能イメージング法だけでは、脳のどこがいつ活動しているかがわかるだけです。
そこで、ヒトが何を考えているか、より具体的な答を知るために、サイコメトリクスという方法を使います。
これは、徹底的に練られた質問を通じて、ヒトの思考パターンを解析する方法です。
多変量解析などの高度な統計学的手法を用いて、ヒトの認知構造をモデル化します。
いま、私たちは、サイコメトリクスを日本人の食生活の解析に応用し、その基本構造を明らかにしつつあります。
また、共同研究を通して、日本におけるサイコメトリクスの産業応用の推進にも取り組んでいます。
今年度はさらに、疾病の患者さんたちの認知構造解析を通して、QoL向上の糸口を探っていく予定です。


小さな研究室ではありますが、小粒の山椒の辛味を効かせた研究展開を目指してまいります。


                                 自治医科大学 医学部 先端医療技術開発センター 脳機能研究部門 准教授 檀 一平太


Updates

 

2012年
 新着情報 
 
7月28日
光脳機能イメージング研究会の教育講演、ご静聴ありがとうございました!プレゼンファイルは、こちらにあります
7月28日
各種アップデートをサボっています。反省中です
2月10日
東日本大震災被災者の心理的適応過程の構造方程式モデリングがPLoS Oneに掲載されました。株式会社クロス/マーケティングとの共同研究です。プレスリリース資料、簡易版詳細版をご覧ください。
2月10日
筑波大学征矢研との共同研究、高齢者への中強度運動の急性効果に関する論文がNeurobiology of Aging(Impact factor 6.6)に掲載されました。プレスリリース資料はこちらをご覧ください。
2月8日
重要案件に紛れて、人知れず、ゆるゆるコンテンツも更新です。とくにご覧になる必要はございません
 
2011年

11月18日
渡辺はまさん(東大、多賀研)他の論文"Effect of auditory input on activations in infant diverse cortical regions during audiovisual processing"がHuman Brain Mapping (Impact factor 5.1)に掲載されました。HBMデビュー、感激であります!
11月14日
門田行史(自治医、小児科)、檀はるか他の論文"Clinically-oriented monitoring of acute effects of methylphenidate on cerebral hemodynamics in ADHD children using fNIRS"がClinical Neurophysiology (Impact factor 2.8)に掲載されました。小児科とのコラボがついに形に!
10月12日
久徳康志、南裕子らの論文"Conceptualization of food choice motives and consumption among Japanese in light of meal, gender, and age effects"がFood Quality and Preference (Impact factor 3.0)に掲載されました。株式会社ニチレイさんとの記念すべき第一号論文です!
10月12日
續木大介他の論文"Stable and convenient spatial registration of stand-alone NIRS data through anchor-based probabilistic registration"がNeuroscience Research (Impact factor 2.1)に掲載されました。苦節1年半、なんとか日の目をみました。関連ツールはまた後ほど。
6月20日
東日本大震災復興に関する株式会社クロス・マーケティングさんとの共同研究を開始いたしました。詳しくはこちらをご覧ください。