次世代医師・研究者交流

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医師・研究者キャリア支援センターでは、若手医師や研究者、大学院生間の交流を深め、多様なキャリア形成や研究を推進するために、若手医師・研究者の企画による「次世代医師・研究者交流会」を行っています。学内外の研究者による講演やその後の懇親会を通じて、学内の部門を超えた臨床と基礎を結ぶ新しい医療・医学研究の発展や、大学院生の交流推進を目指します。   参加は自由です。ひとりでも多くの方々との交流の場となりますように、皆様のご参加をお待ちしています。

第4回次世代医師・研究者交流会 「基礎と臨床をむずぶ」を開催しました!

基礎と臨床のつながりは、基礎研究の成果を臨床へ応用するトランスレーショナルリサーチにおいても重要であり、臨床からの経験は、様々な病態の原因を理解する上での基礎研究へ展開することもよくあることです。今回は、基礎系研究と臨床研究・臨床医の両者において、医療への貢献を目指し研究を展開されているお二人の研究者をお招きし、免疫炎症に関しての研究を中心に、基礎・臨床の橋渡しについてご紹介して頂きました。


「好中球研究に始まり、血管炎や感染症の治療研究への展開」
鈴木和男 千葉大学大学院医学研究院 特任教授
好中球機能解析の基礎研究でのIL-8 やLECT2 の発見に始まり、好中球殺菌酵素 Myeloperoxidase(MPO)が、川崎病の病態に関与することを報告したことをきっかけに、臨床研
究にも関わるようになった。特に、MPO 対する自己抗体MPO-ANCA によって誘発される血管傷害機構をはじめ、血管炎免疫グロブリン治療の開発を進めている。また、欧米アジアとの国際連携研究を推進し、国際臨床試験に日本から参画するためのコーディネータとしても協力している。今後
は、日本にはなかなか根づかない基礎と臨床の橋渡しのフィールドの研究者の育成にあたりたい。


「我と我がマウスとの類似性:ヒト疾患感受性遺伝子同定の第四の方法」
濱野慶朋 自治医科大学 腎臓内科学部門 地域医療学センター 准教授
研究テーマ:全身性血管炎自然発症モデルマウスの遺伝学的解析
腎臓診療の傍ら、厚生労働省ガンマグロブリンの人工化とその応答機構の解析による安全性評価・研究班研究協力者として血管炎発症機序の遺伝的要因に関する研究に従事。




次世代医師・研究者交流会も4回目を終え、自治医大内での部門を超えた研究交流が深まってきたと思います。今後は、他分野にまたがる研究を展開されている研究者や、医学研究における様々な問題点や新しい展開をお聞かせ頂ける研究者や医師、これらに携わる全くちがったキャリアを持つ方々を学内および学外からお招きして、自治医大での交流が活発に展開していくことを願っています。次回も学内の多くの部門から、多数の医師・研究者、教員、大学院生の参加を期待いたします。