診療科のご案内

皮膚科

出光 俊郎
客員教授
出光 俊郎
当皮膚科は平成13年6月に自治医大前教授中川秀己先生(現:東京慈恵医大皮膚科名誉教授、あたご皮フ科院長)の支援のもとに、新しく診療科として標榜され、以後、さまざまな皮膚疾患の診療に携わっております。現在、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、にきび、皮膚真菌症などの一般的な疾患の難治例から、膠原病、自己免疫性水疱症などの慢性難治性疾患、重症薬疹、そして皮膚悪性腫瘍をはじめとする皮膚外科的疾患に至るまで、幅広い疾患に対して適切な対応が可能であると自負しております。また、ICUや救急部をはじめ、他の診療部門からのコンサルテーションに関しても高い評価を得ております。
当科では、的確な診断のもとに、科学的に妥当性のある質の高い治療を患者に提供することを基本的方針としております。
これらの臨床的な仕事もさることながら、学生の臨床実習、レジデントの短期研修などの教育、学会発表や論文執筆などの研究活動においてもセンター内のメジャーな科と比べても決してひけをとらない内容と量を誇っております。このような実績が臨床の現場に還元されて、さらなる高度な皮膚科治療に結びついていくものと確信しています。
「皮膚は内臓の鏡」ともいわれます。皮膚の症状が、潜在する内臓疾患の早期発見の決め手になることもありますので、治りにくい皮膚病がある場合には早めに皮膚科を受診することをお勧めします。
尚、当センターとして、完全紹介制であり、また、病診連携のもとに、お近くの病院やクリニックへの逆紹介も推進しております。ご不便をおかけすることもあるかと存じますが、ご理解下さいます様お願い申し上げます。

臨床研究の情報公開

皮膚リンパ腫統計調査研究

第2回スティーヴンス・ジョンソン症候群ならびに中毒性表皮壊死症の全国疫学調査

2021年次皮膚真菌症疫学調査

薬剤性過敏症症候群(DIHS)診療ガイドライン作成のための疫学調査

結節性多発動脈炎全国疫学調査

小児期発症全身性強皮症、限局性強皮症の全国疫学調査

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