診療科のご案内

消化器内科

ご挨拶

自治医科大学さいたま医療センター・消化器内科は首都圏の一角をなすさいたま市の基幹病院の一つとして、消化管、肝臓、胆道および膵臓疾患をはじめとした消化器疾患全般にわたる診断・治療を、消化器内科専属の医師と総合診療科の医師が協力して行っています。良質かつ効率的な医療の実践による地域への貢献を目的として病診連携を模索する一方で、地域の医療従事者および患者のみなさま・住民の消化器疾患に対する認識を深める啓蒙活動の一環として、他の医療機関と連携しつつ、研究会・市民教育講演会などを開催してきています。また、全国規模の治験にも参加し、医療の向上に努めていおり、日本消化器病学会・日本肝臓学会・日本消化器内視鏡学会の指導施設であります。
内視鏡分野に関しては、外科と協力して診療しており、最新の設備をそろえ、地域の中核病院として上部・下部消化管、胆・膵系疾患全ての分野において最先端の内視鏡医療を提供しています。近隣の医療施設から数多く紹介されてくる早期胃癌、早期大腸癌症例の治療方針に関しては、毎週、一般・消化器外科と共同で内視鏡カンファランスを行い、内視鏡的に治療すべきか外科的に治療すべきか検討しています。
自治医科大学さいたま医療センター設立の大きな目的の一つは総合医の育成であります。消化器内科においても医局員は各々の研究、専門分野を持つと同時に、消化器疾患全般に関する知識を持ち、消化管疾患、胆・膵疾患、肝疾患の全てに対応できるよう、また内視鏡検査においても助手以下の全員が上部、下部のルーチン内視鏡検査に参加するのは言うまでもなく、内視鏡治療、ERCP、EUS等も一通りこなせるよう、消化器内科に関する総合医の育成を目標としています。


2024年2月13日 肝臓病教室 紙上開催


肝臓病教室に関心をお持ちいただき誠にありがとうございます。
新型コロナウイルスに加え、昨今はインフルエンザも流行しております。今回も紙上開催としております。
近年は肝疾患患者さんにおいても、筋肉の維持が重視されており、癌になってもある程度の運動は必要です。その際の注意点を肝炎医療コーディネーターの看護師が記載しております。
また、2023年6月より脂肪肝炎の病名が世界的に変更となりました。
今回も紙面で適切な情報を伝えられればと思います。今後も宜しくお願い致します。

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「2024年2月13日 肝臓病教室 紙上開催」は、PDFファイルのアイコンをクリックするとダウンロードできます。

自治医大さいたま医療センター 消化器内科 浅野 岳晴     
肝炎医療コーディネーター  一同


当センターでは、慢性の肝臓疾患(慢性肝炎、肝硬変、脂肪肝、肝臓がん等)を抱える患者様および、そのご家族を対象に肝臓病に関する情報を提供するための教室を開催しています。
この教室では、医師、薬剤師、栄養士、看護師等からの講演と、患者さんからの質問への対応を予定しております。病気への不安や検査・治療に関心のある方は、是非ご参加ください。グループワークもお互いに話や悩みを共有できる良い機会です。
気楽な雰囲気ですので、普段なかなか聞けないことも質問してください。

最新の情報に関してはさいたま肝臓病ネットワークホームページをご参照ください。

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