診療科のご案内

薬剤部

スタッフ紹介 (令和5年4月1日現在)

薬剤部長 長谷部 忠史
副薬剤部長 大塚 潔
鈴木 栄
猪股 ふみ子
薬剤師 58名(臨床試験推進部を兼務 3名、感染制御室を兼務 2名)

薬剤部の特徴

医薬品に関わるリスクを防ぐことを最優先に取り組んでいる。そのため薬剤部内それぞれの連携を良くすることにより、ジェネラリストとしての薬剤師職能の発揮と、チーム医療の中でスペシャリストとしての責務を果たせるよう業務に取り組んでいる。薬剤指導管理業務、抗悪性腫瘍剤の無菌調製・薬剤説明・プロトコル管理など新しい業務を展開し患者サービスの向上に努力している。

業務内容と実績

業務内容

1)調剤業務

外来調剤は2006年10月より院外処方を原則としている。薬剤部では外来診察室で発行される院外処方せん全てを処方監査する体制をとっている。在宅療養に必要な医療材料等は薬剤部で対応し、必要がある患者さんには実地指導しながら説明もしている。さらに大腸検査等の前処置薬などは薬剤の説明と共に指導をしている。
入院調剤に関しては、病棟での医薬品に関する事故防止の観点を中心に業務を展開している。
注射薬調剤は、入院・外来問わず全ての処方監査を行った後、患者個人単位・一回量ごとの取りそろえを実施しており、危険薬剤(抗がん剤など)の混合・調製、説明などの業務も開始している。

2)医薬品管理業務

医薬品管理としては、センター内で使用する医薬品の安定供給のほか、病棟在庫を原則として置かないなど医薬品の使用効率を上げることを目的とし、それらを通してリスクの軽減も図っている。

3)医薬品情報業務

院内の医療スタッフからの医薬品に関する問い合わせに答えるほか、電子カルテシステムCOSMOSの処方・注射オーダマスタ、医薬情報関連マスタのメンテナンスや薬剤部門システムの管理を行っている。また血液製剤を中心とした特定生物由来製剤医薬品の記録管理も実施している。

4)製剤業務

当センター患者さんに供する医薬品で、治療や調剤上必要であるにも拘わらず市販されていない薬剤の調製を行っている。調製している製剤には一般製剤と無菌製剤とがあり、前者には散剤、軟膏剤、内用液剤、外用液剤など、後者には外用液剤などの滅菌作業や、クリーンベンチや無菌室内で製造するもので無菌操作を必要とする点眼剤・注射剤の調製等を含む。

5)薬剤管理指導業務

薬物療法の質的向上を目指し、入院患者さんにお薬の説明などを行うことにより、薬が正しく使用されているか、副作用の有無などの確認をしている。飲み薬だけでなく注射薬についても使用する量や方法に問題がないかなどの確認をしている。さらに医師や看護師など他の医療スタッフへの情報の提供にも努めている。

「妊娠と薬外来」についてはこちらをご覧ください。

業務実績(2022年4月~2023年3月)

1)外来調剤に関すること

外来処方箋枚数(院内調剤分) 15,749
院外処方箋枚数(発行率 %) 153,294(90.7 %)
外来注射処方箋枚数 73,197

2)入院調剤に関すること

入院処方箋枚数 134,098
入院注射処方箋枚数 263,710

3)製剤に関すること

製剤総件数 240
抗がん剤混合調製件数 20,673

4)薬剤管理指導に関すること

指導患者数 19,396
指導回数 31,656

5)薬学部学生実習受入に関すること

受入人数 41

調剤薬局へのお知らせ

院外処方箋に印字する検査値について

2023年 4 月より、地域保険薬局との連携の一環として、当 センターの 院 外 処方箋に 下記の 検査値(血液検査)を表示させていただくことになりました。

処方箋に印字する検査値一覧

処方箋に印字する検査値一覧
処方箋サンプル
処方箋サンプル
左のアイコンをクリックするとダウンロードできます。
検査値一覧
検査値一覧
左のアイコンをクリックするとダウンロードできます。
病院内掲示 お知らせ
病院内掲示 お知らせ
左のアイコンをクリックするとダウンロードできます。

採用薬品一覧

採用薬品・削除薬品一覧
左のPDFアイコンをクリックすると採用薬品一覧(2021年12月更新)をダウンロードすることができます。

さいたま市薬剤師会との院外処方せんの疑義照会の運用に関して

さいたま市薬剤師会との院外処方せんの疑義照会の運用に関する合意書
院外処方せんに関する服薬情報提供書(G-1)  PDF   Word  
※疑義照会不要時の「連絡方法」は、以下のように統一する
● 媒体
    ➀ 「院外処方せんに関する服薬情報提供書」
    ➁ 「お薬手帳(患者が持参したものを活用することが望ましい)」とする
● 方法
    ➀ 薬局側で「院外処方せんに関する服薬情報提供書」に内容を記載後、直ちにFAXすること
    ➁ 薬局側で「お薬手帳」に内容を記載、次回診察時に医師に見せるよう伝える
          伝えるその際に変更となった箇所がわかるに表記すること
          なお、上記にて対応が困難な患者の場合、事後報告は不可とする

院外処方せんの表記変更のお知らせ

センターでは 2021年7月15日より院外処方せんを『商品名表記』から『一般名表記』に変更いたします。

院外処方せん表記変更のお知らせ
院外処方せん表記変更のお知らせ
ご覧になりたい方は、左のPDFアイコンをクリックするとダウンロードすることができます。

調剤過誤報告

過誤報告 調剤過誤等の報告は、左記様式を用いて電話連絡のうえ、FAXにて報告してください。
過誤報告

薬薬連携

薬薬連携

当センターのがん化学療法レジメンをご覧いただく前に

<はじめに>

当センターでは、使用する全てのレジメンを「がん化学療法小委員会」で審議し、承認登録しております。本ホームページでは、がん医療に関わる医療従事者を対象に、当センターで実施しているがん化学療法 レジメンをご紹介するものです。外来と入院で使用頻度が高いレジメンを公開しております。保険薬局薬剤師と病院薬剤師の連携により、質の高い医療を提供できると考えております。
 ただし、公開するレジメンは標準的なものであり、患者さんの状態等によって、支持療法薬や抗がん薬の投与量、投与速度、投与方法、投与順等が変更となることがあります。予めご了承ください。

<使用上の注意>

当センターの許可なく無断使用及び二次利用(SNSへの無断転載を含む)することを固くお断りいたします。

当センターのがん化学療法レジメン

左のXLSXアイコンをクリックすると、最新版(2020.11月更新)のExcelファイルをダウンロードすることができます。
主ながん化学療法レジメン 左のPDFアイコンをクリックすると、最新版(2020.11月更新)のPDFファイルをダウンロードすることができます。

内服抗がん薬との併用レジメンは、「注射抗がん薬の点滴の流れ」のみ掲載しています。恐れ入りますが、内服抗がん薬の投与量・投与スケジュールについては、上記のPDFファイルをご参照ください。

【化学療法レジメン】

【主に内服抗がん薬を含むレジメン】

内服抗がん薬副作用確認シート

内服抗がん薬副作用確認シートPW 左のXLSXアイコンをクリックすると、最新版(2020.11月更新)のExcelファイルをダウンロードすることができます。
内服抗がん薬副作用確認シート 左のPDFアイコンをクリックすると、最新版(2020.11月更新)のPDFファイルをダウンロードすることができます。

副作用と随伴症状確認表(重篤時)

副作用と随伴症状確認表
左のPDFアイコンをクリックすると、最新版(2022.6月更新)のPDFファイルをダウンロードすることができます。

免疫関連有害事象(irAE)対応アルゴリズム

免疫関連有害事象(irAE)対応アルゴリズム
左のPDFアイコンをクリックすると、最新版(2020.2月更新)のPDFファイルをダウンロードすることができます。

トレーシングレポート

トレーシングレポート
左のWORDアイコンをクリックすると、最新版(2020.2月更新)のWordファイルをダウンロードすることができます。

糖尿病確認シート

糖尿病確認シート
左のPDFアイコンをクリックすると、糖尿病確認シート(PDFファイル)をダウンロードすることができます。

病院・薬局ミーティング

バックナンバー

病院・薬局ミーティング 第1回~23回
病院・薬局ミーティング 第1回~23回
ご覧になりたい方は、左のPDFアイコンをクリックするとダウンロードすることができます。
病院・薬局ミーティング 第24回~45回
病院・薬局ミーティング 第24回~45回
ご覧になりたい方は、左のPDFアイコンをクリックするとダウンロードすることができます。

製薬会社の方へ


医薬品副作用報告について


患者の皆様へ

臨床研究に関する情報公開(オプトアウト)

・研究番号  臨S22-170
 研究課題名 ダラツムマブ皮下投与製剤の利便性の検証
 資料    臨S22-170のオプトアウト資料

・研究番号  臨S22-147
 研究課題名 血液腫瘍の発熱性好中球減少症患者におけるバンコマイシン投与モデルの有用性に関する研究
 資料    臨S22-147のオプトアウト資料

・研究番号  臨S22-053
 研究課題名 オゼンピック皮下注SD投与時の疼痛の要因についての研究
 資料    臨S22-053のオプトアウト資料

・研究番号  臨S21-127
 研究課題名 服薬アドヒアランスと腎機能低下速度の関連についての後方視的研究
 資料    臨S21-127のオプトアウト資料

・研究番号  臨S21-086
 研究課題名 オラパリブが腎機能に与える影響の検討
 資料    臨S21-086のオプトアウト資料



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