自治医科大学-JICHI MEDICAL SCHOOL
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地域研修医療機関

岩手県 東磐井郡藤沢町  国保藤沢町民病院
電子カルテ、高速CT、超伝導MRIを備え、医療の質改善に取り組み医療機能評価認定を受けました。在宅、施設、地域での健康増進、保健、診断、治療、リハビリ、介護を幅広く経験できます。

岩手県 東磐井郡藤沢町 国保藤沢町民病院

藤沢町民病院後期研修プログラム2006
1.はじめに
国保藤沢町民病院事業は自治医科大学と岩手医大の卒前教育として地域実習を長年担当している。また、自治医科大学地域医療学教室のシニアレジテントが交代で派遣されている。 新医師臨床研修制度が導入されてからは自治医科大学付属病院、岩手県立磐井病院、岩手県立千厩病院の協力施設として「地域医療保健」を担当している。このたび、医療人GPの一貫として自治医科大学地域医療後期研修プログラムに参加する施設として、後期研修プログラムを作成した。
2.対象となる研修医
自治医科大学地域医療後期研修プログラム研修医を主な対象医師として、そのほか希望医師について対象とする。
3.終了年限
1年から2年
4.研修のゴール
一人の患者を空間的に総合するだけでなく、過去から未来にいたる歴史的な存在として包括的に理解しようとする態度を持ちながら、幅広い診療ができる。
また、地域の社会資源を活用し、地域にかけている医療分野を補い、住民や行政と連携しながら地域全体の健康関連サービスの改革者を目指す。
5.研修目標
研修後にできるようになることが期待されること。
(ア)日常の総合内科診療の知識、技術
(イ)CT、MRI、超音波断層などの画像診断
(ウ)上部消化管内視鏡
(エ)入院患者の管理
(オ)老人施設の医療
(カ)訪問医療と在宅療養患者と家族への支援
(キ)保健活動
(ク)改善活動の理解と参加
(ケ)NSTの理解と参加
6.資源
(ア)人的資源
1. 佐藤元美 研修責任者、病院長、内科担当
2. 椎名良直 研修指導者、老健施設長、外科担当
3. 佐藤 勉 研修指導者、在宅介護支援センター長、内科担当
4. 千田貴之 研修指導者、特養施設長、内科担当、NST担当
5. 菊池有美子 内科、小児科、リハビリ担当
6. 渡邊龍太郎 内科担当
7. 畠山知規 内科担当
8. 椎名くに 非常勤、内科担当、感染制御、国際保健
9. 佐藤 良 非常勤、整形外科
10. 泉田良枝 総看護師長、ケアマネージャー、Qエキスパート
11. 畠山春美 主任看護師、Qエキスパート、安全対策
12. 菅原良子 外来看護師長、健康増進外来担当、Qエキスパート
13. 佐藤正規 主任薬剤師、Qエキスパート
14. 東山行雄 主任診療放射線技師
15. 菊池鉄男 診療放射線技師、Qエキスパート
(イ)診療インフラ
1. 電子カルテの外来、病棟、施設、在宅完全実装
2. 画像診断のネットワークPACS実装
3. 画像診断遠隔診断稼働
(ウ)病院事業の広い分野
1. 藤沢町民病院(医療機能評価V5)
2. 老人保健施設ふじさわ(60床とデイケア30名)
3. 特別養護老人ホーム(102床)
4. デイサービスセンター(定員30名)
5. 認知症グループホーム(定員9名)
6. 訪問看護ステーション(看護師4名、理学療法士2名)
7. 在宅介護支援センター
(エ)藤沢町福祉医療センター
1. 保健センター(介護予防センター、歯科保健センター)
2. 地区保健センター
(オ)関連施設
1. 海洋センター(温水プール)
2. ふじの実学園(知的障害者更生施設)
7.評価

半年ごとに研修報告会を行い、スタッフからのフィードバックを受ける

8.スケジュール
(ア)最初の1週間をオリエンテーションに当てる。
(イ)外来を担当する(週3回程度)
(ウ)病棟を担当する(10名程度)
(エ)上部消化管内視鏡検査を担当する(週1回)
(オ)訪問診療を担当する(週1回)
(カ)6ヶ月以後老人施設の医療を一部担当する
(キ)随時予防注射、学校保健などに参加する
(ク)総回診、NST回診に参加する
9.藤沢町民病院後期研修プログラムの特徴
(ア)保健医療福祉の包括的研修
1. 藤沢町には民間医科医療機関は歯科開業医のみでそのほかの保健医療福祉のほとんどすべてのサービスを包括的に病院事業と行政が行っております。全体性の理解に適しています。
(イ)技術面の充実
1. 呼吸器領域としては、経皮気管切開術、気管支鏡検査、CT透視下肺吸引細胞診、TBLB、CPAP、BiPAPなど。
2. 循環器領域としては、カラードップラーUCG、経食道UCG、MDCTによる冠動脈造影、人工ペースメーカー治療など。
(ウ)地域、時代にあった医療の開発に参加できる
1. 摂食嚥下障害に対するVFなどの診断とリハビリテーション
2. 生活習慣病の心理面を重視した健康増進外来
研修医の声
国保藤沢町民病院 イニシャル W R
宮崎医科大学卒後5年目。自治医科大学総合診療部シニアレジデントから派遣で、05年4月から勤務中
勤務形態
基本は内科で、病棟・外来・訪問診療・内視鏡検査を行っています。たまに乳幼児健診・予防接種が入ります。月に1-2回は外科の手術に入り、助手や麻酔をします。僕は勉強を兼ねて、週1回整形外科外来を手伝っています。超音波検査も適宜行っています。月に5回程度当直があります。
経験内容
1年間で受け持った入院患者数はのべ約250人です。藤沢町には他に病院がないので、広い分野の疾患が見られます。患者さんの年齢層は非常に高いです。やはり肺炎・心不全が圧倒的に多いです。特殊なところでは、気管支鏡検査・CTガイド下肺穿刺吸引細胞診・耳管通気・無散瞳眼底カメラ・永久的人工ペースメーカー植え込み術・乳房穿刺吸引細胞診・鼠径ヘルニア根治術執刀・硬膜外麻酔・全身麻酔管理・肩関節脱臼整復・嚥下造影・睡眠時無呼吸検査などを経験しました。僕個人として興味を持って取り組んだのは、グラム染色でした。喀痰を中心に尿や膿などの検体を染色し、迅速に、根拠を持って理論的に感染症治療を行えます。KOH法やメイ・ギムザ染色にも手を広げました。研究会発表は、郡内で3回、県内で2回行いました。
生活
土地の人々は皆温かいです。僕は大学生と研修医時代を南の楽園宮崎で過ごしたのですが、藤沢町の寒さはなんとか頑張れました。
〒329-0498 栃木県下野市薬師寺3311-1 自治医科大学地域医療学センター地域医療人材育成部門
TEL:0285-58-7394 FAX:0285-44-0628 E-mail:
*2006年1月10日河内郡南河内町と下都賀郡石橋町・国分寺町が合併して下野市になりました。