自治医科大学は、本年をもって40年目を迎えました。この間に、34期生までの3,481名が卒業しました。卒業生は、北は北海道の利尻島から、東は東京都小笠原諸島、南は沖縄県八重山諸島に至るまで全国各地のへき地、離島等を含む第一線の診療所、病院および保健所等に勤務し、それぞれの任地において、患者のみならず家族、地域をも対象として、健康の保持増進、疾病の予防から治療、リハビリテーションに至るまで一貫した全人的、包括的医療の実践に意欲的に取り組んでいるほか、臨床研修、後期研修等に就き、地域医療の確保と向上ならびに医学、医療の研鑽に努めています。
地域のニーズに応えながら、気概と熱意を持って地域医療に従事する卒業生への社会的評価は極めて高いものがあり、建学の精神は着実に実を結びつつあるということがいえます。
健康は、幸せな生活を送る基本です。へき地や離島にあっても国民は等しく最新の医療の恩恵を受けられるようにならなければなりません。その意味からも卒業生に対する期待、卒業生の果たす役割は今後とも大きなものがあります。 |