地域がん医療支援インテンシブコースI・II
≪コース履修対象者≫
インテンシブ コースI 医師対象
インテンシブ コースII 医師以外の医療関係者(看護師・薬剤師・ケアマネージャーMSW等)
≪養成する人材像≫
・地域のがん医療現場において、多職種をコーディネートしたがん診療チームのリーダーとして小児から老年までのあらゆる年齢層のがん患者に対応し、それぞれのライフステージにおける特性に配慮した、各々のがん患者の生活の場や生き方を大切にしたがん診療を実践できる人材
・がん患者のそれぞれのライフステージに対応したきめ細やかな専門性の高いケアにより、患者及びその家族が安心して生活を送ることを支援できる看護師・薬剤師・ケアマネージャー・MSW等の人材
≪期待される成果や効果≫
地域がん医療において、あらゆる年齢層のがん患者とその家族に対し、それぞれのライフステージに応じた生活の場や生き方に十分に配慮したがん診療やケア、介護等を実践できる医療者となる。
≪教育内容の特色等≫
・情報があっても解釈や方法の理解に難渋する医療過疎地であっても学ぶことができる
・卒業生は地域医療のチームリーダーとして活躍しており、多職種への教育推進や波及効果が期待でき、チーム力の向上につながる
・全国的な自治医科大学ネットワークを利用した本事業に関する調査が可能である
講義内容
1 | 腫瘍の核医学診断 | 9 | 地域における精神腫瘍学 |
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2 | 薬物療法と地域連携 | 10 | 地域における血液腫瘍 |
3 | 最近の腫瘍病理学 | 11 | 小児がんの長期フォローアップと地域連携 |
4 | 緩和ケア総論 | 12 | 地域緩和ケアとは何か? |
5 | 緩和照射 update | 13 | 地域医療連携と最新の放射線治療 |
6 | 地域におけるがん診療の実際 | 14 | 地域における多職種協働の実際 |
7 | 医療過疎地域における医療の実際 | 15 | 地域における術後後遺症への対処・リハビリテーション |
8 | 検診について |