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Face.7 神奈川県相模原市 千木良診療所 匹田さやか 医師(1/6) New

今回は神奈川県相模原市の千木良診療所で地域医療を行っていらっしゃる匹田さやか医師(自治医科大学31期卒業)の地域医療の様子を紹介します。

はじめに

このたび、良い機会をいただきまして、自治医科大学を卒業した私の生活を載せていただけることになりました。過去の先生方の記事を拝見し、自分の記事では不十分では、とためらいました。しかし、大分県と神奈川県の先輩、先生方、あたたかく受け入れてくださった地域の方々に感謝したい思いと、肩肘張らなくても地域医療は楽しめるとお伝えしたい思いでお引き受けいたしました。

自治医大生は卒後出身県で働く義務がありますが、自治医大生同士で結婚する場合、県と県の間で結婚協定を結び、半分ずつ同じ県で働くことができます。私は卒後2年目で大分県の同級生と結婚したため、大分県の国東市民病院で2年間、姫島村国保診療所で1年間働きました。その後出身の神奈川県に戻り、相模原市立診療所で働かせていただいて4年目になります。9年目で義務年限を終える節目ということもあり、現在の私の仕事をご紹介した後、少し大分県での生活にも触れたいと思います。


神奈川県における自治医科大学卒業生の義務年限

自治医科大学の卒業生が襷をつないできた診療所は、煤ケ谷診療所、青野原診療所、藤野診療所、千木良診療所の4つです。初期研修を終えて医師4~7年目に2、3年間、いずれかの診療所で勤務する義務がありました。

青野原、藤野、千木良は、旧津久井郡だったのですが、合併に伴い、現在相模原市立診療所となりました。後方病院の津久井赤十字病院も相模原赤十字病院に名称変更しました。そして平成28年度より、相模原市立3診療所には地元の大学から医師が派遣されることになりました。

自治医大神奈川県卒業生は、私の3年後輩より、初期研修2年の後3年間後期研修医として専門研修を受け、6~9年目は神奈川県から指定される病院、診療所または保健福祉事務所で働く、という新しいスタイルになりました。


私の義務年限

私は神奈川に帰ってきて翌年の医師7年目に現在働いている相模原市立千木良診療所に赴任となりました。前年に働いていた相模原市立藤野診療所は診療が多忙だったため、相模原赤十字病院副院長の中川潤一先生が、計らって、藤野診療所に後輩を代わりにあててくださいました。

産休中は相模原赤十字病院で働く自治医科大学の後輩の先生方が日替わりで代診してくださいました。私の希望もあって産休後育休を取らずに復帰しました。子育てをしながらで、マイペースな働き方です。私はこどもの保育園や、子育てと仕事の両立を考えて、現在、後期研修医として地元の大学に所属し、千木良診療所で続投するという形を取っています。

神奈川県では、県内の指定病院で後期研修を2、3年取ることができます。その間の身分は神奈川県職員であるため、週1日は神奈川県から県立の施設に派遣されます。私は現在週4日を千木良診療所で働き、週1日を県立の保健福祉事務所で働いています。


  • 千木良診療所 相模原赤十字病院
    後ろに津久井湖を臨む事ができます。

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