平成20(2008)年4月、従来の治験推進室を発展させる形で、臨床試験センターが発足しました。
当院での治験等の臨床試験が円滑に進むように、様々な活動をしています。
平成19(2007)年度より我が国の施策として「治験活性化5ヶ年計画」が開始され、自治医大附属病院は全国30治験拠点病院の1つに採択されました。それに基づいて治験等の臨床試験を円滑に進めていくために平成20(2008)年4月より治験推進室を発展させる形で臨床試験センターが発足しました。
平成9(1997)年の治験に関連する法令「医薬品の臨床試験の実施に関する基準(Good Clinical Practice;GCP)」の実施に伴い、自治医大附属病院はそれに基づいた治験を行って来ており、その実施率は年々上昇し、内容・質共に向上しています。平成21(2009)年度からは臨床研究倫理指針の改訂により医薬品を用いた臨床研究には治験並みの厳しさが求められる様になりました。それに対する支援体制の整備も図っているところです。
現在、総勢20名のスタッフで業務にあたっています。業務内容としては、治験コーディネーター(Clinical Research Coordinator;CRC)による治験等実施医師へのサポート、治験審査委員会の事務局として業務全般を行っている他、以下に示す組織体制で業務を行っています。