
循環器内科では,急性心筋梗塞、不安定狭心症、急性心不全、頻脈性および徐脈性不整脈、急性大動脈解離,急性肺血栓塞栓症などの急性疾患や、狭心症、弁膜症、拡張型および肥大型心筋症、慢性心不全、難治性不整脈、高血圧、閉塞性動脈硬化症、大動脈瘤などの慢性疾患の診断と治療を行っています。地域の循環器病治療に貢献すべく,最新の診断・治療技術に基づいて患者様を診療しています。
| 指導医(人数) | 4名 (臨床研修指導医研修会修了者) |
|---|---|
| 専門医(人数) | 23名 (日本循環器学会認定循環器専門医) |
| 指導医・専門医(氏名) | 苅尾七臣、 北條行弘、 村田光延、 新保昌久 |
初期研修では,ローテーション(原則3ヶ月)にて当科の研修ができます。主治医,指導医とともに1チーム3人体制で十分なサポート体制のもと,豊富な症例を経験することができます。その経験を通じて、医師の基本となる診療の考え方、さらに循環器疾患の診療に関する、基本手技、検査法、治療の考えかたについて学ぶことができます。
診断検査手技
1.ベッドサイドにおける基本的診察の習得
問診: 1)胸痛、2)呼吸困難、3)動悸、4)めまい・失神
身体所見: 1)全身所見、2)うっ血所見(左心、右心系)
2.心電図検査(A)
虚血性心疾患や不整脈の心電図の理解と判読
運動負荷心電図、ホルター心電図の判読
3.心血管系放射線学的検査
胸部レントゲン写真、CT スキャンの読影
冠動脈造影、左室造影の読影とカテーテル検査データの解釈
負荷心筋シンチの読影
4.心臓超音波検査
基本的手技の理解と代表的な循環器疾患の判読
5.その他
スワン・ガンツカテーテル挿入の基本手技、右心系心内圧と心拍出量の測定
経食道心エコーの基本手技の理解と判読
治療手技
1.降圧薬の種類、病態に合った治療薬の選択と使用法
2.心不全治療薬の選択と使用法(急性期および慢性期)
3.急性冠不全症候群(急性心筋梗塞、不安定狭心症)の急性期治療
4.心肺蘇生術(心臓マッサージ、気管内挿管、電気的徐細動)
5.冠動脈インターベンションの臨床的意義の理解と術後管理
6.抗不整脈薬の種類とその使用法
7.一時的ペースメーカー(基本手技の理解と管理)
8.心臓リハビリテーション
9.冠危険因子の管理、生活指導
1.診療を通して、良好な患者―医師関係を確立する。
2.循環器疾患の問診法を学ぶ。
3.心血管系の聴診、打診法などの基本的診察手技を習得する。
4.心電図などの基本的検査手技を習得し、その理解ができるようにする。
5.循環器疾患に対する基本的な薬剤の使い方を習得する。
6.心血管系患者の救急処置について学ぶ。
7.冠動脈インターベンション、ペースメーカー、心臓リハビリテーションなどの循環器疾患の基本的治療法を学ぶ。
| 午前 | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 |
|---|---|---|---|---|---|
| チャートラウンド | カルディアックカンファレンス (循環器内科・心臓血管外科・小児科合同) | 循環器疾患抄読会 | |||
| 午後 | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 |
心臓カテーテルカンファレンス |
血管カンファレンス | 教授回診 |
心エコーカンファレンス |
主治医として受持つことを目標とする疾患:
急性冠不全症候群(急性心筋梗塞、不安定狭心症)、狭心症、心不全、不整脈(頻脈性不整脈、徐脈性不整脈)、高血圧症(本態性、二次性)、動脈疾患(大動脈瘤、大動脈解離、閉塞性動脈硬化症)など。
主治医になる機会には必ずしも恵まれないが、カンファランス、クルズス、その他を通して理解を得ることが出来る疾患:
心筋症(拡張型心筋症、肥大型心筋症)、弁膜症、先天性心疾患など。
平均的な受持症例数:
急性心筋梗塞7例、狭心症9例、心不全5例、不整脈6例、弁膜症2例、大動脈解離1例 など