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各科初期研修カリキュラム

血液科

血液疾患は専門性が高い診療領域で、診断から治療まで一貫して血液内科医が診療に当たります。当科は北関東の血液疾患診療の中核として知られています。新規未治療の患者の紹介割合が多く、大学病院でありながら各疾患の初期病態を経験することができます。また8床の無菌病室を備えた病棟で 積極的に造血幹細胞移植を行っています。研究部門も充実しております。当科の研修では、血液疾患の診療の基本から分子標的療法、遺伝子治療などの先端的医療、また造血幹細胞移植における包括的な全身管理まで、幅広く経験することが可能です。

指導医(人数) 6名
専門医(人数) 9名
指導医・専門医(氏名) 神田善伸鈴木隆浩藤原慎一郎

研修概要

造血器悪性腫瘍に対する化学療法と再生不良性貧血や特発性血小板減少性紫斑病などに対する免疫抑制療法の管理、および造血幹細胞移植における全身管理が主体となります。血液疾患の臨床経験を通じて、感染症管理、抗がん剤の副作用管理、免疫抑制剤の管理を学ぶことが可能です。緩和医療も経験することができます。

研修内容(1~3ヶ月間)

①入院患者の主治医として担当する。担当患者の疾患のみでなく、生活背景についても把握し、全人的な医療を行うように努める。
②指導医・上級医に対して、的確にプレゼンテーションを行うとともに建設的な意見を述べる。
③血液内科の救急患者の診療を行い、急性期の対応法を取得する。
④上級医指導のもと血液像の読み方を取得する。
⑤学会や研究会で、症例や臨床研究を発表するともに、論文化する。

到達目標

(1)一般目標(GIO)
内科一般に加え血液疾患の病態、診断、治療に関する良質の知識と技能を修得する。同時に化学療法や造血幹細胞移植の支持療法(感染症治療、輸血療法、免疫抑制剤治療)の知識・技術を習得する。

(2)個別目標(SBO)
①血液疾患関連検査:各項目の意味を理解し、病態解析に利用できる。骨髄像の鏡検・染色体検査・フローサイトメトリー検査結果の理解
②骨髄検査:穿刺・生検の技術を習得し、安全に実施できる。
③輸血の適応を理解し、安全かつ適切に実施できる。
④各血液疾患の病態を理解し、エビデンスに基づいた治療の選択ができる。
⑤説明能力:診断、治療、副作用、経過、予後についてわかりやすい言葉と文書で説明できる。
⑥造血幹細胞移植:各種幹細胞の特徴を理解する。幹細胞の採取・保存・輸注について理解する。
⑦緩和医療:悪性腫瘍の終末期の全人的医療に対する理解を深める。

週間スケジュール

午前 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
病棟全体カンファレンス、教授回診
午後 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
移植症例カンファレンス、病棟ショートカンファレンス

研修協力病院

栃木県立がんセンター、那須赤十字病院、芳賀赤十字病院

経験できる症例

造血器腫瘍:急性白血病、慢性白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群、骨髄増殖性腫瘍;免疫系疾患:再生不良性貧血、赤芽球癆、溶血性貧血、自己免疫性血球減少症
止血・血栓性疾患:特発性血小板減少性紫斑病、血栓性血小板減少性紫斑病、血友病;稀少血液疾患:発作性夜間ヘモグロビン尿症、キャッスルマン病、アミロイドーシス(AL)、血球貪食症候群、ランゲルハンス細胞組織球症
造血幹細胞移植

指導医からのメッセージ

抗がん剤や分子標的療法への理解を深める事ができ、また、感染症管理や輸液管理、輸血などの支持療法についても深く学べます。造血幹細胞移植においては包括的な全身管理をおこなう必要があり、内科医として大きく成長できる機会となります。さらに悪性疾患に罹患した患者さんやその家族との時間は、皆さんにとって人生の学びの場ともなることでしょう。

オリジナルサイトへのリンク

自治医科大学内科学講座 血液学部門

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