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各科初期研修カリキュラム

集中治療部

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自治医科大学集中治療部は、ICU内に常駐する集中治療専門医のグループが中心となって診療科の垣根を超えた治療を総括するclosed system ICUです。
従って、呼吸管理はもちろん、血液浄化を含めた循環管理や代謝・栄養管理、感染管理など、集中治療部入室中に必要となるすべての処置を集中治療専門医の指導の下で研修することができます。

指導医(人数) 4名
専門医(人数) 6名
指導医・専門医(氏名) 布宮 伸和田政彦小山寛介方山真朱鯉沼俊貴藤内研後藤祐也

研修概要

2年次以降に研修可能(1~3ヶ月)。集中治療部での研修です。

研修内容(1~3ヶ月間)

closed system ICU のチームの一員として、0歳児から超高齢者まで,さまざまな症例の呼吸・循環管理や血液浄化,代謝・栄養管理,感染管理などを駆使した,診療経験ができる。

到達目標

(1)一般目標(GIO)
1) 集学的治療が必要な患者を適切に選定でき、重症度を適切に判定できる。
2) 重症度の判定の後、ICUに収容させるべきか否か判断ができる。
3) 単一臓器を対象とするのではなく、横断的・総合的な全身管理を基本とし、呼吸、循環、代謝・栄養、感染管理や血液浄化などを駆使した最先端の医療の実践を行うことができる。
4)専門医の下で,当直業務(月4~6回)も行い,緊急入室時の対処法を経験する。  

(2)個別目標(SBO) 
1) ICU入室適応と退室基準について適切に判断できる。
2) ICU入室時の患者の重症度、不全臓器を適切に判断できる(APACHE Score,SOFA Score)。
3) SIRS、Sepsis、Multiple Organ Failure(MOF)について病態・原因・治療法の新しい概念を説明でき、病態に応じた適切な治療を実践できる。特に、高メディエーター血症対策を指向した集学的治療の概念について理解し、治療計画を立案し実践できる。
4) 各種呼吸モードを把握し、病態に応じた人工呼吸管理、Weaning法が実践できる。
5) ARDS/ALIの病態、診断基準を正しく理解し、Lung Protective Strategyを実践できる。
6) 病態に応じた循環管理が適切に実践できる(特に敗血症症例におけるEGDT: Early goal directed therapyの理解)。

週間スケジュール

午前 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
抄読会 教授カンファレンス
午後 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
人工呼吸管理安全対策チームでの巡視(見学可能) 退室症例カンファレンス、症例検討会

研修協力病院

無し

経験できる症例

0才から100才超まで年間1000例をこえる入室症例があります。
その内訳は、延べ入室日数の25%が予定手術後症例であり、その他は、小児から内科外科を含む緊急症例である。救急部、CCU、PICUが満床、または重症であり集中治療の適応があればどのような症例も、入室対象症例となります。(ICUは最後の砦)

指導医からのメッセージ

入室症例での治療方針を決定するdecision-makingは、集中治療部医師にあり、やりがいが感じられないなどということはありません。むしろ、病院内の「最後の砦」的な責任感の方が大きく、それだけに無事に患者さんを一般病棟に退室させた時の満足感は言葉では言い尽くせないものがあります。

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