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医療情報部

病院情報システムの開発、管理、運用と診療情報の収集、管理、提供等の業務を行っています。

概要

医療情報部は2003年4月に病院情報システム開発を目的に設立され、2006年2月に患者サービス向上を目指した多職種間の情報共有を目的にペーパーレス、フィルムレスの電子カルテシステムが稼働しました。電子カルテサーバと各部門サーバが大容量の光ファイバーネットワークで接続され、一元管理された患者情報、画像を含めた検査情報、POS方式のカルテ情報にアクセスできます。セキュリティ担保のため、電子カルテネットワークはインターネットから遮断しています。2013年度には栃木県医師会が推進する地域病診連携ネットワーク(とちまるネット)に参加し、地域医療にも貢献するシステムとなっています。2017年1月には電子カルテシステムの全面更新を行い、より便利に情報を共有し易いシステムを構築しました。2019年度は産科システムを追加導入し、2021年度には患者案内表示盤システムの更新とCOVID19感染情報のシステム間連携機能を整備しました。2020年度から始まった次期システムのさいたまとの合同調達は、2021年度にシステム更新基本計画書を策定し、今後機能仕様書を作成した上で、2022年度にメーカーを選定する予定です。

システム運用管理室

現在、医療情報技師の資格を持つ4名でシステム化要望やシステム更新の取りまとめ、仕様確認、進捗管理などの開発業務、ハード ・ソフトの保守管理業務、システムの問題管理、仕様変更管理などのシステム運用、医学研究支援の各種データ抽出、病院職員への端末操作研修などの業務を行っています。システム開発委託契約、保守契約、システム関連機器の購入契約など契約業務も行っています。
ヘルプデスクを常設し、休日を含む24時間体制で障害や利用者からの問い合わせに対応しています。

診療情報管理室

診療情報管理室では診療録の監査、診療情報の提供、DPC調査、院内がん登録を中心とした業務を、11名の診療情報管理士を含む13名で行っております。
当室では、診療情報を適切に管理することはもとより、さらに診療情報を有効に活用できるよう、データの加工・分析・編集を行うことで医療の安全管理および質の向上や、病院の経営管理に寄与する情報提供ができるよう取り組んでおります。

看護情報管理室

室長(兼務)、看護師長、主任看護師の計3名で、病院情報システム、看護支援システムの開発・運用管理を担当し、看護師業務に係るシステム仕様・運用に関する問題対応、操作訓練、各種マスタ管理(標準看護計画、看護ケア用語等)、看護師向けの電子カルテデータの抽出を行っています。データ利用件数は年々増えてきていて、看護記録監査支援や看護業務改善、教育、研究に係る各種情報提供を行い、看護の質向上のための支援を行っています。また電子カルテの不正閲覧防止策として、電子カルテアクセスログ調査を不定期に実施しています。