下垂体と下垂体に関わる全ての領域を視野に入れた学際的な研究会です。

医学、理学、獣医学、畜産学、水産学など様々な分野の会員がいます。
年一回の学術集会を日本各地で合宿形式で行っています。
日本下垂体研究会は、「日本学術会議協力学術研究団体」です。

最 新 の お 知 ら せ

第33回日本下垂体研究会学術集会を終えて

 初秋の候、皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
 このたび、高知市桂浜の国民宿舎桂浜荘で開催されました第33回日本下垂体研究会学術集会に御参加頂きました皆様に、御礼とご報告をさせて頂きたく存じます。
 直前まで天候不順で大雨や台風の襲来があり、月の名所であると同時に台風の名所でもある桂浜での開催がどうなることかと心配いたしておりましたが、学会当日から会期中に亘って晴天が続き、美しい月夜や文字通り目の醒めるような日の出を拝めることが出来ましたのは、本当に奇跡としか言いようがありません。
 今回の学会は、明治維新150年にちなんで「下垂体維新in Kochi 〜過去・現在・未来〜」というテーマのもとに、日本における下垂体研究の礎を気づかれたレジェンドの先生方、時代の最先端を駆け抜けた現役の先生方、そしてこれからの下垂体研究を支えて頂く若手の先生方、それぞれの立場より、日本における下垂体学の流れを俯瞰して頂けるようなプログラムを組みました。結果的に、83歳の大御所の先生から10代の若手の学生さんまで幅広い年代の106名の皆様に御参加頂き、盛会のうちに無事終了することができました。ファイルオンザデスクにおいて、古希を超える長老の先生と、そのお孫さんの世代となるような若い学部学生さんが膝を突き合わせて議論している光景が、いかにも下垂体研究会らしく印象的でした。これも、半世紀近くにおよぶ本研究会の歴史の過程で築かれた、人と人との出会いとつながりを大切にする伝統の賜物かと存じます。また学術セッションにおいて、胸を打つ前多先生の追悼講演、国際的な特別講演、学術的な教育講演を担当して頂きました諸先生をはじめ、シンポジストや座長の先生方、さらにそれらをオーガナイズして頂きました多くの会員の方々、そして一般演題を応募され新しい知見を報告いただいた演者の皆様に、あらためて厚く御礼申し上げます。
 最後に、今回の研究会では、遠路はるばる高知までお越し頂きました皆様に土佐の文化を少しでも感じて頂きたく、懇親会やエクスカーションにも趣向を凝らしました。坂本龍馬や牧野富太郎博士の生き様から、若い研究者の方々が「何か」感じて頂けたとしたら、主催者としては大いなる喜びです。
 明治維新が日本の歴史の節目となったように、今回の学会が、日本の下垂体研究のターニングポイントであったと後から振り返って頂けるような、そのような実りある学術集会として記憶に残ることを念願しつつ、今後の皆様の研究の益々の御発展を大いに期待いたしております。

2018年9月吉日
第33回日本下垂体研究会学術集会 会長
高知大学臨床医学部門教授 岩ア泰正


集合写真(左端の猫1匹を含む)


会場風景(桂浜荘会議室)


名誉会員証授与式


前多敬一郎先生追悼講演


レジェンドセッション(菊山榮先生、83歳)


ファイルオンザデスク (70歳代以上から10歳代まで幅広い世代がディスカッション)


懇親会 (よさこい踊り)


懇親会 (土佐の地酒飲み比べ)


(2018年 9月 7日)


第33回日本下垂体研究会学術集会の御報告

第17回 (2018年度)吉村賞は下記のように選ばれ、第33回学術集会で受賞講演が行われました。

「腺下垂体形成におけるカドヘリンの役割に関する研究」
 菊地 元史 (自治医科大学医学部総合教育)

また第33回学術集会の 最優秀発表賞・優秀発表賞が下記のように選ばれ、表彰されました。

最優秀発表賞
 藤澤 諭 (岡山大学)
   OrexinとBMP-4の相互作用とプロラクチン産生への影響:GH3細胞を用いた検討
 諸星 和紀 (明治大学)
   バソインヒビンはインテグリンα5β1を介してアポトーシスを誘導する
 竹内 亮太 (北里大学)
   緑色光照射がホシガレイの食欲関連ホルモン遺伝子の発現に与える効果

優秀発表賞
 待鳥 卓 (東京工業大学)
   USP8遺伝子のゲノム編集によるCushing病モデル細胞の作製と解析
 酒谷 斎 (富山大学)
   キンギョ下垂体におけるメラニン凝集ホルモン (MCH) 含有神経線維と
   ソマトラクチン (SL) 産生細胞の分布相関及びSL分泌に及ぼすMCH添加の影響

第17回吉村賞、および第33回学術集会最優秀発表賞・優秀発表賞



(2018年 9月 7日)


「下垂体NLPデータベース」公開のお知らせ (明治大学戸村秀明先生より)

 平成26年度私立大学戦略的研究基盤形成支援事業に採択された研究プロジェクト「大規模オミックスの活用による生殖内分泌組織の新たな機能制御法の確立」(代表 戸村秀明)の中で、明治大学農学部生命科学科バイオインフォマティクス研究室・矢野健太郎の分担課題として作製された下垂体データベースを公開いたします。詳しくはビラをご参照ください。

 下垂体関連の研究の際などに、お役に立てば幸いに存じます。

データベースURL: http://bioinf.mind.meiji.ac.jp/KPJ_DB/Ref_Search_ver2a.html

(2018年 8月 29日)


2018年度学術集会ウェブサイト更新

 第33回 学術集会(高知大会)のウェブサイトを更新しました。参加案内、参加申し込み、一般演題申し込み、会場へのアスセスの情報が追加せれています。

(2018年 4月 10日)


2018年度学術集会ウェブサイト開設

 第33回 学術集会(高知大会)のウェブサイトを開設いたしました。

(2018年 2月 26日)



参加研究室ホームページへのリンク集について


 当会参加研究室ホームページへのリンク集を設置しました。 会内外の方に当会参加研究室の活動内容を紹介する機会のひとつとなるうえ、 会員相互間の連絡等にも大変好都合かと存じます。
 ご賛同いただけます講座・研究室がございましたら、ぜひとも事務局までご一報頂けますよう、 よろしくお願い申し上げます。

(2005年 8月24日)