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緩和医療講座

教授からのメッセージ

2010年4月に日本財団による寄附講座「緩和医療講座」が開講いたしました。本学では、既に、栃木の本院に2006年10月緩和ケア科を立ち上げ、緩和ケアの本格的なコンサルテーションを開始し,2007年5月1日に緩和ケア病棟を開棟しております。すでに1500名を超えるコンサルテーションを受け、延べ750名以上の患者さまが緩和ケア病棟を利用されています。
それに先立ちまして、私は、日本財団の関連財団である笹川医学医療研究財団(現,笹川記念保健協力財団)の海外ホスピス研修助成を受けて、カナダのエドモントンで、研修医として3ヶ月ではありますが、ほとんど不休(不眠ではありませんでした)で、「本物の緩和ケアとは何か」を学ばさせていただくことができました。同地は,世界の緩和ケアのメッカともいうべき都市で,地域全体を緩和ケアのシステムで守る仕組ができておりました。それらを通じて、

 1) 緩和ケアは特別なケアかもしれないが特殊なケアではない。
 2) 緩和ケアは多量の知識を必要とするものではないが,我流でないことが大切。
 3) 緩和ケアは多職種参加が鍵。
など,様々なことを学ぶことができました。

現在、それらのことを活かし、更に発展させつつ、臨床/研修/教育などに努めているところですが、寄附講座では、新たに、「全国の医学部・医科大学の医学生の緩和ケアで共通で使えるカリキュラムを作る」という課題をいただきました。

このホームページがその発信基地となれるように努めて参りますので、皆様からも是非ご支援ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

教授 丹波嘉一郎