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[医学部] 呼吸リズム形成ニューロン群を可視化したラットの開発

2015年7月9日

本学分子病態研究センター細胞生物研究部の川上潔教授および兵庫医大生物学の池田啓子教授(本学非常勤講師)らの研究グループは、無意識で行われる呼吸リズムを司るニューロン群を蛍光ラベルした新規ラットの開発を行い,生体における呼吸中枢神経系の立体構築を保ったまま可視化しつつ、呼吸リズム活動の電気生理学的解析に成功しました。

呼吸リズム形成ニューロン群は、呼吸リズム形成に必要な神経回路を形成しているのみならず、外界の炭酸ガス濃度の感知を行う生存に必須のニューロンです。また、麻薬や清涼感をもたらすメントールの影響も直接受けます。このラットは、外界の酸素ガス濃度をモニターしている頸動脈小体や、第二の脳と呼ばれる腸管神経叢も蛍光ラベルされています。本ラットは生体内で蛍光を指標にすることで、オプトジェネティックス解析や、ガスセンサーの分子実体同定の研究にも有効に活用できるリソースです。

なお、本研究成果は、PLOS One 誌に、平成27年7月6日付けでオンライン公開されました。

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