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自治医科大学附属病院 臨床検査室はISO15189を取得しています。

TEL. 0285-58-7169

〒329-0498 栃木県下野市薬師寺3311-1

脳波検査 項目一覧inspection item table

検査項目 検査方法 検査所要時間
普通脳波 10/20法により電極を装着し単極誘導、双極誘導で記録する。 約50分
負荷脳波 普通脳波に加え、睡眠脳波、音刺激、光刺激、過呼吸を行う。 約1時間
ポリグラフ+脳波 眼球運動、筋電図等を脳波と共に記録する。 約1時間
終夜脳波 10/20法により電極を装着し、ポータブル脳波記録装置をベッドサイドに設置終夜記録する。 -
誘発筋電図
NCV(H波、F波含む) パルス電流(以下電気刺激)で末梢神経を刺激し、導出した活動電位から速度振幅などを求める。  約30分
Blink Reflex 三叉神経をランダムに電気刺激し、眼輪筋より得られた2種類のM波の潜時から、この反射経路の障害を評価する。 約30分
反復刺激試験 低〜高頻度刺激で末梢、顔面神経を電気刺激し、得られたM波振幅の漸減、漸増現象の有無をみる。 約30分
ENoG 主にBell麻痺の経過観察に有用で顔面神経を電気刺激し、眼輪筋と口輪筋から得られたM波の潜時と振幅を計測する。 約30分
大脳誘発電位
聴性脳幹反応(ABR) ヘッドホンから音刺激を与え、頭皮上から10ms以内に誘発される電位で、聴神経路や脳幹部の障害を評価する。 約1時間
中間潜時反応(MNR) 音刺激によって頭皮上から誘発される誘発電位のうちABRに続いて50ms以内に出現する反応。 1時間〜2時間
頭頂部緩反応(SVR) ABRが特殊聴覚路を経路とする反応であるのに対しSVRは非特殊的広範投射系を経路とする電位で大脳皮質広範で記録される500〜1000msの間に出現する反応。 1時間〜2時間
体性感覚誘発電位(SEP) 四肢の知覚神経に電気刺激を与えることにより頭皮上から誘発される電位で、末梢から中枢に至る知覚神経系の障害を評価する。 約1時間
Jark Lock Averaging ミオクローヌスに伴う筋電図をトリガーにして、その前後の脳波を平均加算する方法で不随意運動と脳波活動の関係を調べる。 約1時間
C-Refrex 末梢神経を電気刺激し、得られたSEPと反射波(C-Reflex)から、大脳皮質も含め、この反射経路の機能評価を行う。 約1時間
運動準備電位(MRP) 随意運動に伴い頭皮上から記録される電位で随意運動開始時点をトリガーにその前後の脳波を平均加算する方法。 1時間〜2時間
事像関連電位(ERP) 種類の異なった音(画像)などをランダムに聴かせ(見せ)、一方の音(画像)だけを数えさせる。この時の認識反応を頭皮上から導出する。300msあたりに反応波形が出現する。認知能力の評価として有用。 1時間〜2時間
※ホルター心電図検査所要時間にはレポート解析時間は含まれません。
*眼底カメラ(内分泌代謝科と腎臓内科のみオーダー可、その他の科は要連絡)
*ASSR(耳鼻科のみオーダー可)

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