検査項目 検査方法 検査所要時間
純音聴力検査
(骨導含む)
防音室にて125Hz〜8KHzまでの純音を周波数別に聞かせ、聴力レベルを測定しオージオグラムを作成する。 約5〜10分
鼻腔通気度検査 片側ずつ鼻に栓をし、吸気・呼気の際の鼻腔通気を調べる。 約5分
耳管機能検査 耳咽腔や外耳道に圧を加え、嚥下による外部からの圧にどの程度管が開大するかを測定する。 約10〜15分
【平衡機能一式】 重心動揺、追跡眼球運動検査、急速眼球運動検査、注視・非注視下検査、視運動性眼振検査、温度眼振検査をENG一式として、眼球運動時に生じる角膜、網膜電位を利用し、眼球運動を電気的に記録する。多種の検査項目を組み合わせながら平衡機能を調べる。 約1時間
頭位・頭位変換眼振検査 頭位の変化や、座位から懸垂頭位、懸垂頭位から座位へと頭部を急激に変化したときに見られる眼振を赤外線カメラを装着した非注視下で観察する。(医師立ち合いのもとに行う) 約10分
重心動揺 皮質脊髄路の平衡機能評価として、開閉眼時の足内圧の経時的な変動から重心動揺をみる。 約5分
追跡眼球運動検査 等速あるいは等加速度動く指標を追跡し、スムーズな追跡が可能か否かを評価する。 約5分
急速眼球運動検査 暗所で点滅する2つのspotを交互に注視し、急速な追跡機能が可能かどうかを評価する。 約5分
注視・非注視下検査 注視角度30度で左右・上下を一定時間注視させ、この時の眼振の有無をみる。閉眼や暗所開眼時の眼振有無をみる。 約10分
視運動性眼振検査 等加速度で回転する指標を注視させ、その時の眼振波形のパターンから平衡機能障害の原因を評価する。 約10分
温度眼振検査 左右の耳に冷風または温風を注入し、眼振を誘発させ、固視による抑制も含め平衡機能障害の原因を評価する。 約20分
【精密聴力検査一式】 自記オージオメトリー、言語聴力検査(スピーチ)、閾値上検査、インピーダンスオージオメトリー、OAE・DPOAEをオージオ一式として多種の機器を使用し、純音聴力検査以外にもさらに詳しく聴覚を検査する。 約1時間
自記オージオメトリー 測定耳に受話器をあて、音が聞こえているときはスイッチを押し、聞こえなくなったら離す動作を繰り返し、その減衰器の振幅を記録する。 約10〜30分
耳小骨筋反射(SR) 音刺激を与えることによって生じる耳小骨筋の収縮をコンプライアンスの変化で記録する。音の呈示側によって次の2通りがある。
@反対側音刺激:プローブの反対側から音刺激する場合
A同側音刺激:プローブ内から音刺激する場合
約10分
言語聴力検査(スピーチ) 57−S語表を用い語音をどの程度聞き分けられるかを検査する。 約30分
SISI検査 ある一定のわずかな音の強さの変化(5秒間に1回ずつ1dB増強する)を:感知できるか否かを検査する。 約10分
ティンパノメトリー 外耳道内の空気圧を変化させて、中耳のコンプライアンスの変化を測定する。横軸に外耳道腔の空気圧、縦軸に等価空気容量をとり図示したものがティンパノグラムである。 約10分
耳音響放射(OAE) 中耳伝音系を介した音響反応であり、外耳道に測定用プローブを挿入し、音刺激を与えるとその音刺激に対して内耳より発生する音響反応が中耳・鼓膜を経て外耳道に放射されるのを、マイクロフォンによって検出する 約10分
歪成分耳音響放射検査(DPOAE) 外耳道に測定用プローブを挿入し、周波数の異なる純音(f1,F2)を与え蝸牛より外耳道に放射される歪成分を検出する。 約10分
補聴器適合検査 調整された補聴器が難聴者に有効であるかを評価する検査
@音場で補聴器の利得(ファンクショナルゲイン)を測定
A音場で語音明瞭度曲線の作成
B環境騒音の許容を指標とした適合評価
約30分
味覚検査 味を含ませた濾紙(甘い・塩辛い・酸っぱい・苦い)を舌の先、奥、上顎に置き味覚の程度を検査する。 約30分
嗅覚検査 基準嗅覚セットを用いて5種類の臭いを程度順にかいでもらい、どの段階まで臭いを感じるかまた、何の臭いかがわかるかを検査する。 約30分
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2015.01.28改訂

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