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自治医科大学附属病院 臨床検査室はISO15189を取得しています。

TEL. 0285-58-7169

〒329-0498 栃木県下野市薬師寺3311-1

肺機能検査 項目一覧inspection item table

査項目 検査方法 検査所要時間
肺活量(VC) 安静換気を数回測定した後、最大吸気位、最大呼気位まで呼出し、肺の容量を測定する。 約10分
努力性肺活量(FVC) 最大吸気位よりできるだけ速く呼出し、1秒率などを測定し、気道の閉塞状態を検査する。 約10分
機能的残気量(FRC) ヘリウムガスを用いて安静換気を3〜5分行い機能的残気量を測定する。 約20分
クロージングボリューム(CV) 最大呼気位より、ゆっくりと100%酸素を最大吸気位まで吸気し、ゆっくり最大呼気位まで呼出し、第V相の傾き(ΔN2)および第W相(CV)を測定し、末梢気道病変を検査する。 約20分
肺拡散能力(DLCO) 最大呼気位から4種混合ガスを急速に最大吸気位まで吸気、10秒息止め後、急速に呼出しCOガスの吸収量を測定し、肺拡散能を検査する。 約15分
気管支可逆性試験(BRI) 気管支拡張剤吸入前後のFVCを測定する。それぞれの1秒量の改善量と改善率を算出し、可逆性の有無を検査する。 約30分
広域呼吸抵抗(モストグラフ) 口元から広域周波数を含む圧をかけた状態で安静換気を行い、呼吸抵抗を測定する。 約20分
気道過敏性試験(アストグラフ) 低濃度(49μg/ml)から徐々に高濃度までのメサコリンを吸入し、その間の呼吸抵抗を測定し、気道の過敏性を検査する。 約30分
基礎代謝(BMR) 安静仰臥位の状態で安静換気を6分間行い、その間の酸素摂取量を測定し、基礎代謝量、基礎代謝率を検査する。 約30分
心肺運動負荷試験 エルゴメーターによる運動負荷を行い、その間の酸素摂取量、二酸化炭素排出量、換気量及びECG、血圧の変化を測定し、運動耐用能を検査する。 約30分
簡易終夜睡眠ポリグラフィー 口鼻、胸腹、SpO2のセンサーを装着し、睡眠中の呼吸状態を記録して無呼吸の種類と無呼吸低呼吸指数(AHI)を検査する。 一晩
終夜酸素飽和度測定 睡眠中に指にセンサーを付けSpO2を測定する 一晩
サーモグラム 各体位で10〜15分の馴化時間の後、サーモグラムを記録し、皮膚温を測定する。
冷水負荷は10℃1分の負荷をおこなう。
約60分

バナースペース

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FAX 0285-44-6162