MC小山・芳賀地域分科会事務局

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     2009.2.16から
   栃木県メディカルコントロール(MC)、小山・芳賀地域分科会事務局のホームページへようこそ
 栃木県は関東平野の北部、新幹線で東京から1時間という場所にありながら、MCに関してはまったくの「田舎」です。
栃木県には13の消防本部がありますが、いまだに兼務救急隊が多く(日替わりで消防隊・救急隊を兼務すること)、PA連携の車すべてにはAEDが装備されておらず、分署からPA連携の車が出るときには戸締りをするために出動が1分遅れるような所です。
 地域MCごとに蘇生率が大きく違うことはよく知られていますが、心原性・目撃あり・除細動適応の1ヶ月生存率が、全国平均で20.5%なのに対し栃木県では11%と約半分しかありません(平成18年度)。しかし、これに対して何も有効な対策は取られてきませんでした。
 東京の#7119、東京DMAT、横浜の二人乗車などを含め、いろいろな先進事例、MCに関する取り組みを見聞きする機会がありますが、栃木県で同じことをしようにも、金・物・人がない、何から手をつけたらいいのかも分からない、誰と話をしたらいいかも分からない、のが実情です。
 このままでは、都会と「田舎」のMCの格差は開く一方で、MCのへき地になってしまう。これを指を咥えて見ているだけではあまりにも悔しい、現状を何とか打破したい、という救急救命士たちの熱い思いを結集させて、少しでも地域MCの改善のために努力したいと考え、栃木県南部の小山・芳賀地域分科会では、周辺消防本部の救急救命士からなる事務局を作りました。
 事務局は分科会長の下で、各種ワーキンググループを取りまとめ、独自のプロトコル案や再教育のあり方等を提案し、分科会で承認を得て実施していく実働部隊としてすでに働いていますが、複数の消防本部間の調整、今まで国からのプロトコルを丸呑みしていた歴史から改定をすることへの不慣れ・不安、狭い地域なのにすでに存在する地域や消防本部間の「格差」など、恐らく都会にはない地域独自の解決すべき課題に悩ませられながら、前進を続けています。
 このような、地域での新たな取り組みをホームページで公表していくことは、自分自身の励みになると同時に、全国の似たような「田舎」のMCの救急救命士の方々にも参考にしていただけるのではないかと考え、このホームページを作ることとしました。
私たちの作った地域の蘇生プロトコル、ドクターカー運営プロトコル、検証会のまとめ、全国MCでの発表内容などを今後アップし、改定していきたいと考えています。
 このホームページをご覧になった方からの、御意見、御批判、御激励などを歓迎しますので、ぜひよろしくお願いいたします。



栃木県救急医療運営協議会病院前救護体制検討部会
         小山・芳賀地域分科会 会長      
自治医科大学 救命救急センター長 鈴川正之
   MC小山・芳賀地域分科会事務局の概要
 積極的なMC体制の構築のために当地域MCに属する3消防本部(小山市消防本部、芳賀地区広域行政事務組合消防本部、石橋地区消防組合 消防本部)のほか、地域制を考慮し、オブザーバーとして県外1消防本部 (筑西広域市町村圏事務組合消防本部)において構成される事務局を設置しています。
 各消防本部の代表救急救命士において構成され、救急救命士が積極的にMC体制に係わって、地域MCを活性化することを目標としています。主な取り組みとして、地域MC要綱の改正、ワーキンググループ(プロトコール・ドクターカー)の設置、事務局の要綱の制定、ホームーページの立ち上げ、メーリングリストの開設などを行っています。

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