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統合生理学

統合生理学

講座名

医学部 生理学講座統合生理学部門
大学院医学研究科 博士課程 人間生物学系生体制御医学臓器・システム連関生理学
大学院医学研究科 修士課程 医科学先端医科学 脳神経医科学、構造機能生命科学
大学院医学研究科 修士課程 医科学総合医療科学 生活習慣病態医科学

講座・部門紹介

統合生理学部門は、生理学の教育と研究に日夜全力をあげています。医学分野のノーベル賞が医学生理学賞と呼ばれているように、生理学は医学の基本となる学問であり、私たちの身体の働きを明らかにする学問であります。
脳は血液脳関門によって隔てられ、独立した器官として研究されてきました。しかし、脳が正常に機能するためには、胃腸膵、心血管、脂肪、内分泌組織をはじめ全身からの入力が必須であり、その伝達経路として、血液脳関門通過と求心性迷走神経の役割が重要です。一方、脳は、狭義の脳機能に留まらず、全身の働きを制御しています。私達は、2000年以来、この全身―脳連関の独創的視点から、脳の動作原理を追求し、摂食・代謝・精神・概日リズム・消化管・循環機能の新規調節メカニズムを明らかにすることを目指しています。また、現代の困難な病気である代謝障害(肥満・糖尿病)、高血圧、摂食障害、精神疾患、リズム障害などの本質的成因を追求し、新たな生活習慣介入と治療薬の開発を目指します。そのために分子から行動レベルまでの階層の解析を行っています。

スタッフ

教授 矢田俊彦 准教授 中田正範 准教授 出崎克也
講師 岩風L作 助教 須山成朝

研究紹介

インスリン分泌・血糖値調節機構

インスリンは血糖値、代謝、摂食、脳機能の調節に極めて重要な役割を担っています。我々は、インスリンの分泌調節、膵臓β細胞保護、糖尿病の成因と治療に関する研究を行っています。

摂食・エネルギー代謝の中枢性調節とメタボリックシンドローム

視床下部の摂食・代謝中枢は、全身代謝・環境・中枢神経情報を統合し、摂食行動はもちろん糖代謝・血圧・脂肪分解・骨代謝・概日リズムなどを制御しています。これら多様な機能の中から特定の機能の責任ニューロンと制御メカニズムを明らかにするために、我々は、多種細胞を含む脳から特定のニューロン活動を観察する「ニューロン同定-機能解析法」を開発しました。同時に、in vivo摂食行動・代謝解析、分子生物学、疾患モデル動物を駆使し、中枢性摂食・代謝調節機構とその破綻病態(メタボリックシンドローム)を解析しています。

全身臓器−脳クロストーク

我々は全身臓器-脳クロストークを提唱してきました。そのメカニズムの解明の一環として、末梢情報の求心性迷走神経を介した脳への伝達の仕組みを、実験方法を開発しながら解析しています。さらに、末梢―脳連関の視点から、末梢代謝疾患(糖尿病・肥満)および中枢神経疾患(過食・リズム障害・うつ病)の成因を探索し、新しい予防・治療法の開発を目指します。

教育担当分野

  • 植物性機能生理学(一部中枢神経領域を含む)講義
  • 生理学実習(植物性機能生理学と動物性機能生理学合同)
  • 理科総合講義
  • 外国人特別留学生(大学院生)の受け入れ

関連組織

  • 大学院医学研究科/博士課程人間生物学系生体制御医学臓器・システム連関生理学

連絡先

自治医科大学医学部生理学講座統合生理学部門
TEL 0285-58-7320
FAX 0285-44-9962
tyada@jichi.ac.jp

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