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自治医科大学内科学講座主任教授

 皆さんこんにちは。自治医科大学内科学講座は内科8部門からなる大講座です。病院診療に関してはこれら内科8部門に加え、関連病院診療部門とも密接に連携して教育、臨床を行っています。
 大学病院の診療の特徴は「教育」と「チーム医療」にあると考えています。昨今の医学の進歩に加え、複雑化した病態に対応し、最善の医療を提供していくためには各専門科が協力してチーム医療を行っていくことが必須だと考えています。


 自治医科大学は大学病院としての最先端の医学の進歩、高度・急性期の医療の提供と地域で役立つ実力をつけた医療人の育成という二つの大きいミッションを持っています。その中で内科学講座の果たす役割は大きく、医師としての基本的な考え方、問題のとらえ方、病態の理解から最先端医療技術の習得まで幅広い教育、医療の提供を目指しています。
 内科8部門はそれぞれの臓器別専門分野の最先端医療を実践し、高いレベルの専門性を維持していますが、同時にこれらの部門が協力し、内科の基本教育、チーム医療の実践を行っています。
 自治医科大学附属病院には内科各8部門の専門病棟に加え、内科総合病棟を持って多臓器にわたる複雑な病態などに対処すると同時に、ここでは内科医としての基本的な考え方、診断学を学べるようになっています。内科総合病棟の運営は関連病院診療部門のひとつである総合診療内科が中心となり、内科8部門が協力して行われています。
 また、日当直においては救命救急センター当直として内科のみならず、外科、救急とも協力して病院総力でチーム医療を実践しております。
 このような自治医科大学内科学講座の環境は今後内科医を目指そうとしている若い先生方にとって大変勉強になるトレーニング環境だと自負しております。医師としての実力を身につけていくには患者さんの問題に責任を持って直面し、対処していくトレーニングが必要です。そのトレーニング期間中にいつでも相談、指導、監督が得られる環境というのがベストのトレーニング環境だと考えています。基本的な考え方から最先端の医療まで教育できるスタッフがそろい、協力体制がうまく取れている自治医科大学内科学講座は将来的に第一線で活躍する内科医を目指す人にとっても、また、最先端の専門医を目指す人にとっても自信を持ってお勧めできる講座だと考えています。興味をお持ちの方はお気軽にご相談ください。
 自治医科大学での研修の特徴をもう少し具体的に紹介させていただきます。まず、レジデント同士が仲良く助け合える環境にあり、どこの出身でもどこの大学卒業でも全く問題なく溶け込めるという特徴があります。そもそも自治医科大学の学生は日本全国の47都道府県から満遍なく集まっており、研修医も多くの他大学卒業の先生方の集まりとなっているため地域性の偏りや学閥などがありません。そのうえキャンパスが広く、グラウンド、テニスコート、体育館、プール、ジムなどの施設も整っており、平成24年度にキャンパス内に新設されたレジデントハウス(http://www.jichi.ac.jp/hospital/top/resident/early/house.html)も完全個室で冷暖房設備、もちろんインターネット回線も完備され、安価でありながらマンションのような住み心地の良さで仲間同士の交流に大変適しています。
 具体的な初期研修プログラムについては(http://www.jichi.ac.jp/hospital/top/resident/early/index.html)をご参照ください。日本内科学会の新専門医制度にも準拠し、各専門分野の独自性を発揮しながらも、研修医の皆さんが内科学の総合力を錬成できるように工夫しています(http://www.jichi.ac.jp/hospital/top/resident/later/summary.html)。
 研修医の期間は新たに学ぶことも多く、多忙で厳しいトレーニング期間となることは否めません。しかし、その期間を信頼できる同僚、相談できる指導体制の中で過ごすことが最も有益で充実した研修生活を送る鍵となるのではないでしょうか。是非我々の仲間になって自治医科大学附属病院で一緒に働きましょう。



経歴
1984年 自治医科大学医学部医学科卒業。
1984年〜1995年 高知県立中央病院での初期研修の後、地域医療に従事。
1990年〜1993年 アメリカ臨床留学(Mayo Clinic, Rochester, MN 及び University of Texas at Dallas)。
1995年 自治医科大学消化器内科、臨床助手
1999年 自治医科大学内視鏡部、助手
2001年 自治医科大学内科学講座(消化器内科学部門)、講師
2005年 自治医科大学内科学講座(消化器内科学部門)フジノン国際光学医療講座、助教授
2007年 自治医科大学内科学講座(消化器内科学部門)フジノン国際光学医療講座、教授
※現 富士フイルムメディカル国際光学医療講座
2009年 シンガポール国立大学外科、客員教授
2014年 自治医科大学内科学講座消化器内科学部門、主任教授
2015年 自治医科大学附属病院、副病院長
2017年 北京大学国際病院、客員教授
2018年 自治医科大学内科学講座、主任教授


専門・実績
専門:消化器内科学、消化器内視鏡
ダブルバルーン内視鏡(DBE)、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の開発

所属学会
日本内科学会(指導医・評議員)、日本消化器病学会(指導医・評議員)、日本消化器内視鏡学会(指導医・理事)、日本消化管学会(胃腸科指導医・代議員)日本カプセル内視鏡学会(指導医・理事)、米国消化器病学会、米国消化器内視鏡学会など。

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