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研究情報

[医学部] レプチンの摂食抑制作用を仲介する新標的;視床下部室傍核NUCB2/nesfatin-1

2014年12月26日

脂肪細胞が分泌するアディポカインのレプチンは強力な摂食抑制作用を有し、その作用の低下は肥満の成因と考えられています。レプチン摂食抑制作用を仲介する作用標的は、一次摂食中枢である弓状核のPOMCニューロンおよびNPYニューロンであると考えられていました。本研究で、本学統合生理学部門の中田正範准教授、矢田俊彦教授らは、マウスを用いた実験から、室傍核のNUCB2/Nesfatin-1ニューロンが新たな標的ニューロンであることを同定しました。レプチンは直接NUCB2/Nesfain-1ニューロンを活性化しました。AAVベクターを用いて室傍核特異的にNUCB2ノックダウンすると、レプチンの摂食抑制作用が著明に減弱しました。本研究は、室傍核NUCB2/Nesfain-1ニューロンをレプチンの主要標的として明らかにし、新たな肥満治療標的としての可能性を示すものです。