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自治医科大学 臨床医学部門 眼科学

後期研修 (新専門医制度)

はじめに

「眼科」は「視覚器」の疾病の予防・治療・視機能回復、視覚器の生理や病態の研究などを主として行う外科系診療科です。視覚はいわゆる五感の一つですが、ヒトでは外部情報の8割を視覚が担うとされ、良好な視機能(Quality of Vision)の確保は、良好な生活の質(Quality of Life)の維持に必要不可欠な要素です。
研修は「眼科専門医」として地域住民ならびに国民の眼科医療に貢献することを目指す医師を対象とし、「眼科専門医」認定試験受験に必要十分な研修を行うとともに、専門医資格を獲得することを重要な目標の一つとして行います。

教育スタッフ(講師以上)と主たる専門領域(2017年4月現在)

教授 川島 秀俊 ぶどう膜炎、眼免疫
准教授 高橋 秀徳 網膜硝子体手術、黄斑疾患
学内准教授 牧野 伸二 弱視・斜視、小児眼科、神経眼科、黄斑疾患
講師 井上 裕治 網膜硝子体手術、黄斑疾患
客員教授 佐藤 幸裕 糖尿病網膜症、網膜硝子体手術
非常勤講師 大久保 彰 ぶどう膜疾患
非常勤講師 高橋 雄二 網膜硝子体手術、黄斑疾患
非常勤講師 原 岳 緑内障、眼薬理、白内障
非常勤講師 柳 靖雄 黄斑疾患、網膜疾患
非常勤講師 林 考彦 角膜疾患、角膜移植

研修開始時期と期間

平成30年4月1日〜平成34年3月31日
研修を行う連携施設および研修時期・期間は、専攻医ごとに専門研修施設群内の状況により、適宜変更があります。


応募方法

1)日本国の医師免許証を有する者
2)医師臨床研修修了登録証を有する者(平成30年3月31日までに初期研修を修了する見込みの者を含む)
応募期間:西暦 2017年10月1日〜2017年12月25日
選考方法:書類選考および面接により選考。面接の日時・場所は別途通知。
応募書類:願書、希望調査票、履歴書、医師免許証の写し、臨床研修修了証の写し
http://www.jichi.ac.jp/hospital/top/resident/index.html
<問い合わせ先および提出先>
〒329-0498 栃木県下野市薬師寺 3311-1
自治医科大学附属病院 眼科
URL: http://www.jichi.ac.jp/opht/index.html
電話:0285-58-7382 Fax:0285-44-8365 E-mail: ophthal@jichi.ac.jp


研修概要

当科は専門研修基幹施設として認定されております。連携施設であるさいたま医療センター・芳賀赤十字病院の計3研修施設で、それぞれの特徴を活かした研修カリキュラムを行います。卒後から4年間は以下施設での研修となります。


研修コース

例1

1年目 自治医科大学附属病院で研修
2年目 自治医科大学附属病院で研修
3年目 さいたま医療センターで研修
4年目 自治医科大学附属病院で研修
5年目 自治医科大学附属病院で研修 専門医認定試験受験 ◎認定

例2

1年目 自治医科大学附属病院で研修
2年目 芳賀赤十字病院で研修
3年目 自治医科大学附属病院で研修
4年目 自治医科大学附属病院で研修
5年目 自治医科大学附属病院で研修 専門医認定試験受験 ◎認定

年次ごとの研修内容

後期研修1年次 態度の習得。検査方法の習得。診断法・治療方針の習得。外来及び入院患者の診療。周術期の検査、治療法の習得。助手、執刀医での手術(斜視、白内障中心。)救急対応、宅直開始。
後期研修2年次 執刀医での手術参加(白内障、斜視中心。)外来診療。症例報告。専門医外来に参加。
後期研修3年次 白内障手術執刀医としての完成。専門外来に参加。緑内障、網膜剥離、硝子体手術に助手で参加。学会での臨床報告。
後期研修4年次 関連病院派遣を含め、責任者として診療に従事。専門外来のスタッフとしての参加。専門手術の習得。論文作成。

研修の週間計画

専門研修基幹施設:自治医科大学附属病院

午前 午後
病棟回診 外来 外来 病棟回診
医局会、スライドカンファ
病棟回診 外来 手術、専門外来* 病棟回診
病棟回診 手術 手術 病棟回診
病棟回診 外来 手術 病棟回診
病棟回診 外来 外来 病棟回診
病棟回診*
  • 外来診療(月曜から金曜のうち担当日)
  • 病棟診療(毎日) 基本的に、当番医による病棟回診となります。*土曜日は宅直医が担当します。
  • クリニカルカンファランス、学会予行(月曜)
  • 中央手術(月曜から金曜のうち担当日)
  • 外来手術(月曜、火曜、木曜の各午後)
  • 術前回診(手術前日)
  • ウェット・ラボ(随時)
  • レジデント講義(随時)
  • 医療安全、感染対策、医療倫理に関する講習会にそれぞれ1回以上出席
  • 4月 オリエンテーション コンピュータ端末講習 保険医講習会
  • 7月〜9月 (1年目)1週間の夏休み、(2年目以降)2週間の夏休み

特徴

自治医大眼科の特色は、次の3つです。

  1. 症例数が多く、疾患の偏りがないため、診療や手術を早くから学ぶことが出来る。
  2. 眼科の中は、疾患別、部位別に専門領域が分かれ、細分化されています。当科では、角膜外来、緑内障外来、網膜硝子体外来、黄斑外来、弱視斜視外来、ぶどう膜外来、未熟児外来、ロービジョン外来などの専門外来があり、熟練した指導医のもとで技能と知識を修得出来ます。
    専門外来紹介はこちら
  3. サポート体制が充実しており、 入局するとオーベンの先生についてマンツーマンの指導を受けることになります。
    外来及び病棟について
    外来も病棟もずっとオーベンの先生と一緒に経過を見ながら眼科診療の基礎を学びます。眼科各部の観察や評価が行えるように細隙灯顕微鏡や眼底検査、視力や視野検査など基本的な眼科検査法の修得を行います。
    通常、研修開始後6ヶ月間で眼科診療の基礎を十分に習得した後、外来ならびに病棟患者の受持医となります。
    手術について
    中央手術および外来手術の経験を積みます。白内障手術は教授直接の指導の下、手技を習得します。
    早い先生で入局後約半年で白内障手術を一通り一人で行うことができるようになります。手技の練習として、白内障手術器械を用いてウエットラボ(豚眼実習)が研究室で行えるようになっています。
    研修2年目から、各医師の能力や希望ならびに研修進行度に応じて術者としての研修を段階的に開始します。

日常診療で疑問に生じた症例や珍しい症例、難しい症例は、深く勉強する必要があり、また臨床は複数例のデータをまとめることが、さらなる良い診療へ繋がります。必要に応じて集談会や学会で発表し、論文の執筆を行いますが、スタッフの先生が懇切丁寧に最後まで面倒をみてくれます。
このように眼科専門医の取得を目指す先生方にとって非常に充実した環境です。研修を希望される方は自信をもって自治医大眼科への入局をおすすめします!


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