自治医科大学 臨床医学部門 眼科学
研修医の声
後期研修の1年目を終了して
大河原 百合子2005年宮崎大学卒業後、自治医大での初期研修を経て2007年4月に眼科に入局しました。元々眼科志望でしたが、研修の非常に早い時期から手術・外来を含めて実践的なトレーニングを積んでゆける環境と、忙しい中にも笑いを大切にするスタッフの中で眼科の仕事を始められたことにとても感謝しています。今回は現在入局先を迷っておられる方の参考になればと、この一年私がさせてもらっていた仕事内容を振り返ってみました。
1.病棟・外来
基本的に外来の担当患者さんが手術などの目的で入院した際には、病棟も外来主治医が担当します。疾患の治療経過を把握する上で非常に効率がよいと思います。平均して5〜10人程度が自分のチームの担当患者となります。初期研修の3ヶ月間・後期研修に入って最初の2ヶ月は自分の指導医の担当患者さんを一緒に診察させてもらい、分からないことは指導医の先生に質問しながら所見の取り方を学びます。6ヶ月位の準備期間を経て一通り所見を取れるようになった頃、外来に自分のブースがもらえます。
初めは初診の患者さんの診察を行い、所見を得てから、その日外来に出ている上級医の先生に相談して治療方針を決定し、その後の外来及び病棟でのマネージメントを主治医として行ないます。責任は重いのですが、いつでも相談できる先生がそばにいて下さるので不安な状態で診療を行なうことはありません。分からないことがあれば誰でも相談に乗ってくれます。最初は1日3〜6人程度と無理のない範囲から始まり、徐々に患者数が増えていきます。1年目の外来は週3〜4日で、午前中に一般外来を、午後はレーザー処置・外来手術や手術説明を行ないます。
2.手術
月曜日から金曜日まで日替わりで担当医が決められています。初期研修中・後期研修の1年目は教授の手術日である火曜日が私の手術日でした。火曜日は教授・10〜15年目の先生と私の3人で手術を行い、主に白内障と網膜硝子体の手術の助手を経験させてもらいます。1年で250〜300件程度の白内障手術、100件程度の硝子体手術の助手を経験させてもらいました。また、入局から3ヶ月経過した頃には自分の白内障手術が始まりました。週1件、教授に助手についていただいて1から教わります。1年終了する前には白内障手術を完投できました。2年目になると手術枠を週1件から2件に増やしてもらえます。また、全身麻酔下に行なう小児の斜視手術も週1件助手や術者として手術を担当させてもらえます。その他、緊急手術(外傷・角膜移植等)も適宜入り、助手につかせてもらいました。
3.学会発表・勉強会等
症例検討会や学会の予行を月曜日に、抄読会を火曜日の夕方に行なっています。どちらも年1〜2回程度自分に順番が回ってきます。また学会発表は県の集談会から全国学会まで2〜3回を目標に、何か面白い症例に出会った時には上級医の先生に相談してバックアップをしていただき、頑張って発表をするようにしています。
4.休日・当直
月に2回ほどある土曜日・日曜日の当直以外は休日はお休みです。とても心配な患者さんが入院している時には、個人的に土日でも回診に来るときはありますが、基本はお休みです。仕事のon・offがはっきりしていて、休日に呼び出されることはありません。代わりに、当直のときの土曜日・日曜日は病棟の入院患者さん全員を診察し、必要な処置を行ないます。たまに、二次救急の要請があり、対応します。長期休暇は1年目は夏に1週間、冬1週間がもらえます。2年目以降は夏2週間に増えます。
5.外勤
1年目の11月から週一コマ外勤に行き始めました。2年目になると二コマに増えました。中核病院が主なので、糖尿病網膜症等の造影検査やレーザー処置等も必要な場合があるのですが外勤に出る頃には一通り恥ずかしくない程度にこなせるようになっています。また、外勤先も上級医の先生が派遣されている病院に派遣されるので、緊急性のある病態の時には大学病院への紹介を、ふと疑問に思った症例は上級医の先生の外来でチェックしてもらえます。日中に外の空気を吸うことができ、移動の時間は良い気分転換になります。
簡単でしたが、思いつくままに並べてみました。何も分からないところから始まって、それなりに忙しくはありましたが自分がほんの少しずつ毎日成長できていることを実感できた貴重な一年でした。興味を持っていただけたら、是非見学にいらして下さい。お会いできるのを楽しみにしています。最後に、日々はらはらしつつも、温かい目で見守ってくださっている医局の先生方に感謝して筆をおきます。
自治医大眼科に入局して
加藤 健<研修医の声>とのことですが、
まぁ細かいことはぬきにして、
ここに骨をうずめる必要はないし、とりあえずやってみればいいと思いますよ!
気に入ったら長くいればいい!
合わなければ辞めたらいい。(←あまり大きな声では言えませんが。)
とりあえず、2年くらいはあっという間です!
仮に失敗しても、後から追いつくことも出来るでしょう。
(まぁここに来たら失敗はありませんけど!)
僕はここに来て4年目になります。眼科医としてスタートは出遅れたかもしれませんが、ストレートで専門医も取ることが出来ました。(ヤッター!! 正直、僕はあまり出来の良いほうではありません・・・。しかし、臨床、研究、論文、試験対策・・・、サポート体制は文句なしです!!)
ここに道はある!
<この道を行けばどうなるものか危ぶむなかれ。危ぶめば道はなし。
踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。
迷わず行けよ、行けば分かるさ。>
ありがとーっ!
とりあえず踏み出してみましょう!!

