自治医科大学

放射線医学教室

CT:Computed Tomography

 CT検査は、X線を使用し身体の断面を撮影する検査です。CT検査は緊急性に優れ、全身どこでも検査できるため病気を見つけるために重要な検査と なっています。当施設では、CT5台(256列、128列、64列、計5台)が稼働しています。また、当施設ではCT colonography、冠動脈CTなどの最先端の検査もおこなっています。

MRI:Magnetic Resonance Imaging

 MRI (Magnetic Resonance Imaging:磁気共鳴画像)とは、磁力と電磁波の力によって、人体のあらゆる部分の断面像を撮ることができる画像診断装置です。検査にX線は使用しないので放射線被曝の心配がありません。当施設では3.0T(テスラ)MRI装置2台と1.5T MRI装置4台が稼働しています。MRIはコントラスト分解能が高く、特に脳や子宮・卵巣、前立腺等の骨盤内臓器、脊椎、四肢などの疾患に対する診断に有用な検査です。

核医学(RI)

 核医学検査では、体内に少量の放射線医薬品を投与し、放出される放射線を検出することで、画像を描出します。核医学検査の特徴は、一度に全身を調べることができ、細胞の活動状況をみることができるため、病状をより深く、正確に診断することが可能になります。当院では、CTを組み合わせたSPECT/CT、PET/CT装置を備え、年間約4500件の検査を行っています。核医学専門医・専門技師が常駐し、地域の医療機関からの紹介も多数受け入れています。 また、治療用の放射線医薬品を用いて、骨転移による疼痛緩和や甲状腺癌、バセドウ病の治療等も行っています。

放射線治療

 放射線治療は、近年ますます注目されているがん治療法のひとつです。手術や抗がん剤治療と組み合わせることで、がんの根治性を高めるほか、ライナックと呼ばれる放射線治療用のX線や電子線を発生させる装置を用いて、「切らずに治す」がん治療法としても期待されています。 当院では、ライナック3台、腔内照射装置1台が稼働し、県内はもちろん県外からも多くの患者さんが治療を受けています。日本放射線腫瘍学会(JASTRO)の認定施設として、地域の放射線治療の基幹を担っています。

血管内治療(IVR)

 IVRはカテーテルを用いて、治療後の生活の質(QOL)をできる限り良好に保つように低侵襲で行う治療法です。当院では、悪性腫瘍へ対する動脈塞栓術などの待機的症例をはじめとし、外傷による骨盤骨折などの3次救急に伴う緊急症例や大動脈へのstent留置など幅広く施行しており、件数は年々増加しており現在は年間約600件施行しています。

 待機症例は他科との合同カンファレンスを行い、術前に綿密な画像評価と十分な治療計画をたてたうえで施行しています。

 2015年10月に同治療室の機器が新しくなりました。

Produced by Tomo.K (2017)