About センターの看護



自治医科大学附属さいたま医療センターは、
平成元年に循環器疾患を中心とした高度急性期医療を提供するために設立したさいたま市唯一の大学病院です。
患者の重症度割合で国内有数実績をもつ集中治療部門、S評価を受け埼玉県1位の救急搬送を受ける救命救急センター、
東日本でトップの移植を実施する血液内科病棟など大学病院の機能と地域の基幹病院としての役割があります。

私たち看護職員は、高度急性期医療提供で求められる豊富な知識・技術を身につけ、
変化する患者さんの症状を見極め的確なアセスメントを実施する必要があります。
看護部の理念は「このセンターに来て良かった」と実感してもらえる看護の実践です。
当センターにはジェネラリストだけではなく、
認定看護師・診療看護師・特定行為看護師等のスペシャリストや教育支援を学んだエディケーションナースがいます。
その看護職員たちで外来・病棟などの22部署の他、
キャリア支援部門・リソースナース部門があり、看護部理念の実現に向けて活動しています。
多職種とコミュニケーションを密にとり、お一人ひとりの最善を目指して適したケアを思考し
実践することが「ここにきてよかった」と患者さんやご家族に実感していただくことに繋がっていきます。

また、看護職員間での報告・連絡のための時間・移動距離を削減するためにインカムを導入し、
2023年度の日本看護協会が主催する「看護業務の効率化先進事例アワード」で特別賞を受賞しました。
報告・連絡の効率化を図ることは、看護実践の時間確保につながり、患者満足度だけでなく看護職員の満足度も高めると考えます。
今後も、患者さん・ご家族の視点に立った看護実践・業務改善を継続し、
患者さんやご家族そして看護職員の「ここにきてよかった」を実現してまいります。