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キャリア開発チアグループ

専門性や臓器別看護を考慮した６つのキャリア開発チアグループがあります。まず部署での看護を学び、専門性を拡大するためグループ内異動やチアナース制度を設けています。このシステムを活用することで実践力の向上を目指すことができます。

内科グループ

病棟と外来で構成されており、消化器・呼吸器・循環器以外の内科的疾患の患者さんの入院から退院までの経過を知り、生活に合わせた支援を考える機会となります。患者さんが退院後も安心して療養生活を送るためには継続看護の充実がとても重要なことです。とくに、内科疾患は病気と共生することや複合した症状による苦痛を伴うことがあります。そのため、病態の理解や症状緩和だけでなく精神的・社会的な支援も求められており、さまざまな経験をしながら「看護」を考える場面を増やしていくことが大切です。現在、内科グループのどの部署でも、血液透析の看護について、一定水準のケアが提供できるような教育計画を検討しています。患者さんのニーズに沿いながら、継続して質の高い看護が提供できるように取り組んでいます。

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キャリア開発チアグループ

循環器グループ

ICU/CCU・検査部（放射線）・6東・6西で構成され、心疾患患者に対する心臓カテーテル検査や治療、開心・開胸手術、心不全管理など、各疾患における超急性期から慢性期の看護を提供しています。循環器グループの育成計画に基づき、『循環器内科病棟、心臓血管外科病棟のメンバーとして役割を果たすことができる』を目的に、ICU/CCU・検査部のスタッフが6階東西でチアナースとして活躍しています。また、グループ内異動は『循環器領域の看護師として、入院から退院までの検査、治療における看護を安全に提供できる』を目的に実施しています。異動先で新たに得られる循環器の専門的な知識や技術は、キャリアアップに繋げることができると考えています。部署を越え、スタッフ間で信頼関係を築くことは強みとなり、より質の高い循環器看護の提供へと結びついています。

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救急グループ

HCU・EICU・救急救命センター・中央手術部で構成されています。高度急性期病院のかなめとなるクリティカルケア領域に関わるグループであるため、専門性のある４つの部署を経験することがより看護実践力の向上につながります。主に救急搬送、緊急入院、人工呼吸器などの医療機器（生命維持装置）を使用する患者さんや、周術期の術前・術中・術後にある患者さんに対して、他部署経験を活かし専門的な知識・技術をもって看護実践しています。
また常に多職種と連携をとり、患者さんのQOLを高めることを目指しています。

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キャリア開発チアグループ

外科グループ

消化器内科・外科、呼吸器内科・外科、検査部（内視鏡・放射線）、オンコロジーセンターの4つの部署から構成されています。外科グループにおいてジェネラリストとして活躍できるよう、外科グループの「キャリアパス」を作成し看護師の育成に力を注いでいます。術後管理では、ドレーン管理やストマ管理など幅広い知識、技術が習得でき、その他人工呼吸器や酸素療法の管理、内視鏡検査を含めた検査看護、退院後も継続して化学療法を受ける患者の看護などを学ぶことができます。検査、診断から治療までの過程を学ぶことで、外科グループのジェネラリストとして途切れることのない看護を患者。家族に提供します。

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専門グループ

5階東病棟、5階A病棟、5階B病棟、外来1（専門外来）の4つの部署で構成されています。診療科は、耳鼻科、皮膚科、泌尿器科、形成外科、整形外科、婦人科、眼科で、一番の特色は「外来－病棟の継続看護を実践できる」ということです。病棟看護師は、チアナースとして各診療科の外来診療補助業務を担うため、外来から入院、そして退院後の外来と、切れ目のない看護を提供することができ看護師自身のモチベーションに繋がるとともに、病棟業務だけではなく外来業務も習得することができるため、スキルアップの機会にもなっています。また、外来看護師にとっては、入院看護の視点を持つ病棟看護師と協働することにより、入院中の患者情報を速やかに共有し、退院後の外来看護につなげることができます。

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周産期グループ

産科、NICU/GCU、小児科で構成され、「地域の周産期・小児医医療に貢献するため、胎児期から小児期までの母子とその家族を支援する」を目標に掲げています。お母さんのお腹の中にいるときから思春期までの子どもを人格のあるひとりの看護対象ととらえ、部署の垣根を越えた継続的な関わりを目指しています。グループ内では定期的な人員異動を実施し、関連分野の知識・技術の習得をすすめ、スタッフのキャリア拡大につながるよう支援しています。また、災害やパンデミックなどの有事には相互で協力し、必要な診療が継続して提供できるように環境を調整しています。さらに産科病棟は産科外来と、小児科病棟とNICU/GCUは小児外来とそれぞれ一元化を進めており、入院から退院までの切れ目ない看護を提供できるよう努めています。