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10月21日のテーマは「臨床の疑問から英語論文作成まで（石川由紀子先生）」。石川先生のレクチャーを一部要約させて頂き紹介いたします。
総合医は問診・診察・検査から情報収集し、患者の診断において Clinical questionの解決を日々行っています。臨床の現場はResearch questionの宝庫です。患者の診療に役立つエビデンスは 日々患者と向き合う現場の医師しかわからないですね。総合医の研究テーマは、医療の質の改善により患者さんの幸せにつながることをアウトカムとしておくとモチベーションも上がります。今年8月にpublishされた論文「Physical symptoms in outpatiens with psychiatic disorders consulting the general internal medicine division at a Japanese university hospital. Int J Gen Med 2015:8,261-266」が私たちの外来の現場からどのように生まれたか、そして論文にするまでの過程をお話ししました。どの学術誌に投稿するか、役に立つソフト、論文はどこからかきはじめるか、などのノウハウをお伝えしました。「さて、あなたのリサーチクエスチョンは何ですか？」
自治医科大学総合診療部門
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