デブリー(デブリ)debris

一般には、胆嚢炎などに胆嚢内に出現する容易に移動するエコー源を呼んでいます。最も多く観察されるのは、胆嚢内の胆汁の流れが悪い時、疾患としては胆嚢頚部での結石、総胆管閉塞、長期の絶食などで胆嚢の収縮がない時に、内部に微細な低エコー源として認められます。鏡面またはニボー(niveau, fluid-fluid level)は形成される場合とそうでない場合があります。一方、似たエコー源にスラッジ(sluge)とよばれる物があります。これは、同じく胆嚢内に出現する物ですが、デブリーより粘張で塊状のことが多く、ときにsludge ballとよばれる、楕円形の腫瘤となることがあります。両者の発生源としては、胆汁及び粘膜壁の炎症性変化との関係が考えられています。
 なお、両者はしばしば混同されて用いられており、用語の解釈には注意が必要です。

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