医局員募集

レジデント研修

当腎臓内科は主に内科的腎疾患を扱いますが、その周辺領域、特に透析療法、水・電解質異常、浮腫性疾患、高血圧、中毒性疾患なども対象となります。また透析関連合併症は、あらゆる領域に及びますので、それらの病態を理解、治療することも重要であり、総合医としての研修にも適した科と言えます。当大学の卒業生はそれぞれの出身県にて研修するため、附属病院の研修医は他大学卒業生から構成されるという特殊性があります。その中で当科は、腎グループ発足以来20年に渡って毎年1~3名の入局者があり、研修の場として高く評価されています。

臨床研修必修化(卒後1~2年目)

所定のプログラムに従い、2年間の臨床研修を行います。

腎臓内科シニアレジデント(卒業後3~5年目)

腎臓内科の研修プログラムは3年よりなり、あらゆる腎臓疾患、関連疾患の診断、治療が自立し且つ的確に行えるようになることを目標としています。そのために必要な検査技術や血液浄化法技術の習得、透析センターでの医療チームのマネージメントも含まれます。

1年目

最初の3ヶ月間は主治医として入院患者を受け持ち、ジュニアレジデントとしてローテーションした頃の総復習を行います。その後ジュニアレジデントとペアで入院患者の診療にあたる期間と、透析センターにおける入院、外来患者の診療を通して透析療法、特殊血液浄化法(アフェレーシス療法)を修得する期間とがあります。経験した症例についての学会報告も1年目から行います。

病棟は、腎疾患、透析患者、高血圧性疾患、中毒性疾患などが主体です。中でも透析関連合併症は多岐にわたり、広範囲の知識、関連各科との連携が要求されます。更に他科入院患者の腎障害、水電解質異常についてのコンサルテーションも受けるため、この期間、病棟医長、病棟担当助手が指導医となり研修を行います。透析センターにおいては助手以上の指導医のもとに血液透析、腹膜透析に加え、各種特殊血液浄化法の適応と手法を修得する。

2年目

2年目からは、腎エコー検査、腎生検、透析患者の透析計画、内科的管理など、1年目に指導医のもとで補助的に修得した技術、知識を実際に患者に適応します。症例報告に加え臨床研究への参加も始ります。希望があれば基礎研究テーマも与えられます。

3年目

3年目からは、原則として腎臓内科専門外来を週1回担当します。また、シニアレジデント2~3年の間に、1年前後の当科関連病院(透析センターを持つ施設)勤務があります。この間、腎臓、透析関連疾患に加え、一般内科疾患の入院、外来患者の診療も経験します。

シニアレジデント終了後は、病院助手さらに講座助手として大学に残り、後輩の指導をしながら、臨床研究、基礎研究に従事し、学位を取得する道が開けています。この期間にも、1~2年の外勤があります。また当科の特徴として創設期より海外留学に積極的であり、助手の期間に殆どのドクターが海外留学を経験し、優秀な業績を残しています。事実、現在の講座助手以上は殆ど留学経験者です。希望があれば広く海外の研究室に照会し、有給の研究生として受け入れ可能な研究室を選び、2年前後の留学が可能です。

定例スケジュール

レジデントカンファランス:火曜日(または木曜日) 昼
(各内科合同入院症例検討会)
教授回診:火曜日 午前中
Luncheonカンファランス:火曜日 昼
(各自興味を持つ臨床テーマに関する総説的発表)
腎生検組織カンファランス:火曜日 午後
臨床論文抄読会:火曜日 夕方
医局会:火曜日 夕方
リサーチカンファランス:火曜日 夕方
(各自の研究内容の発表、中間報告)
症例検討会:火曜日 夕方(月1回)
透析センターカンファランス:火曜日
(管轄透析患者の治療方針検討)
病棟医長回診:木曜日 夕方
腎生理・生化学抄読会:金曜日 朝
(基礎研究関連の重要テーマ別抄読会)
腎臓内科エッセンスレクチャー:3ヶ月毎、全8回。昼食時。