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当講座の診療

周産期部門

(1) 総合周産期母子医療センターを併設し、合併症妊娠やハイリスク妊娠の治療を多数手がけています。センターではハイリスク妊娠を慎重に管理し、さらに出生した新生児が健康に発育できるよう、産科、小児科スタッフが一体となって診療にあたっています。
(2) 切迫早産、多胎妊娠管理、妊娠高血圧症候群の症例が多く、特に得意としています。分娩数は年間約1100例、うち多胎は約80例で、毎年全国大学病院のトップ3を走っています。また、前置胎盤、癒着胎盤に対する新しい手術法を考案し、安全な手術ができるよう、常に心がけています。
(3) 総合周産期母子医療センターでは、県内の周産期医療施設から救急車による産科救急母体搬送を多数受け入れています。当院は栃木県周産期医療連携センターの指定を受けているため、どうしても受け入れきれない症例についても、他の搬送先と交渉し、円滑な搬送受け入れができるようにしています。

腫瘍部門

(1)卵巣がん、子宮頸がん、子宮体がんの集学的治療を得意としています。集学的治療とは、腫瘍を切除するだけでなく薬物治療や放射線療法などを駆使してがんの根治を目指す治療法です。婦人科悪性腫瘍の治療件数は全国大学病院の上位に数えられ、特に難治性の紹介が多く、北関東の中核として活躍しています。
(2)全国の病院と連携した臨床研究も盛んに行われており、エビデンスに基づいた最適な化学療法の実現を目標にしています。
(3)比較的軽症な婦人科癌患者さんの場合、子宮・卵巣等の婦人科臓器を摘出しないで治療を行うことが可能な場合があります。ことにこれから妊娠を希望される患者さんの場合には保存的手術や治療法(妊孕能温存療法)も積極的に取り入れています。良性疾患に関しては腹腔鏡手術にも取り組み、可能な限り低侵襲な手術を心がけています。

生殖内分泌・不妊部門

(1)生殖医学センターを開設し、不妊症や不育症の検査・治療を行っています。綿密な検索により不妊症・不育症の原因を突き止め、原因に対する治療で子宝を授かる方の多いことが特徴です。
(2)不妊症に対しては一般不妊治療からART(生殖補助医療)まで行っており、ART周期数は全国大学病院の上位に数えられています(採卵350周期、新鮮胚移植110周期、凍結融解胚移植360周期)。泌尿器科の男性不妊外来と協力し、精索静脈瘤治療や非閉塞性無精子症に対する精巣精子を用いた顕微授精も行っています。
(3)思春期外来を設け、思春期女性の諸問題に対するトータルケアを行っています。