"Patient is best teacher!"
これから、毎月1回づつ、面白い症例、あっと思う症例、珍しい症例などを出
来る限り、分かりやすく、手術所見まで含めて、ホームページに載せて行きたいと思います。
consultation にも応じます。つまらないと思った事でも何でも結構ですから、是非、ご連絡下さい。
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症例1 ST 57才男性658393 right trigeminal neuralgia 961203
主訴:右顔面痛
病歴:10年前から右口腔内の激痛が徐々に始まった。
過去3回、東京の某病院でブロック注射が行われ、一時的には痛みは改善するも、
再発した。近頃は、近くのペインクリニックよりテグレトールの投与を受け、徐々に、
薬の量が増え、今では、3時間ごとに3錠つまり1日に24錠飲んで、やっと鎮痛できた。
今回、薬による起立あるいは歩行時の動揺感がかなり耐え難くなってきたので、手術を目的
として、当科に入院した。
入院時神経学的検査所見:
(HCF) np
(CN) atypical right trigeminal neuralgia with slight hypoesthesia
lt hearing : intact
trigger point : right nose
(MOTOR) np
(SENSORY) np except right facial pain
(REFLEX) np
(CBLL,SPINAL) np
(OTHERS) none
画像検査所見:
入院時MRI
特に異常所見はみられない。
手術所見:
Jannetta's operation の術中所見
right trigeminal nerve の minor & major portion
および神経を圧迫していたleft SCA が見える。left SCA は
吸引管で画面上やや上左方へretract されている。
術後経過とまとめ:
術直後から、trigger point であった左鼻翼を触れても、全然痛みを
訴えない。その後も、薬剤を何も服用していないが、痛みはない。
三又神経痛発症後10年以上経過していて、何度かブロックが行われている
症例でも、明らかな圧迫血管があれば、三又神経痛はdecompression
surgery により、確実に治癒する。
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