"Patients are the best teachers!"


これから、毎月1回づつ、面白い症例、あっと思う症例、珍しい症例などを
出来る限り、分かりやすく、手術所見まで含めて、ホームページに載せて行きたいと思います。
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症例19  KS 59才男性 721126 carotid ulcer 980312

主訴:右片麻痺 病歴:97年5月のある朝、仕事中に突然、右片麻痺、言語障害が出現し、近医受診。    頚動脈撮影にて内頚動脈にflap formation がみとめられたため、当科へ紹介入院となった。    当科入院時には片麻痺は改善していた。 入院時神経学的所見: (CONSCIOUSNESS):clear (HCF) :np (CRANIAL NERVES) :np (MOTOR) :np (SENSORY) :np (REFLEX) :np (CBLL) :very slight dysarthria (OTHERS) :none
   画像所見: 入院時MR axial slice left corona radiataにlacunaがみとめられる。     入院時総頚動脈撮影 左内頚動脈分岐部上方外側にflap formationをみとめる。    術後17日目の総頚動脈撮影 flapは消失した。
    手術所見: 内頚動脈分岐部より約1cm 上方外側に、軽度のulcerが認められ、手術に踏み切ったcaseである。 上図の様に、総頚動脈分岐部より約1cm上方にulcerおよびその深部にred thrombusがみとめら れ、通常のCEAを行った。    
術後経過とまとめ: 術中は特に血圧に注意し、術中クランプの54分間EEG monitoring を行ったが、異常所見は現れな かった。もちろん、術前に15分間のocclusion testが行われ、異常はなかった。この症例のTIA様 attackは、artery to arteryの一過性のembolizationによるものと考えられた。
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