自治医科大学自治医科大学小児科学教室
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総合周産期母子医療センター

 自治医大附属病院の総合周産期母子医療センターは、1996年9月に全国に先がけて開設されました。母体・胎児集中治療部、分娩部、新生児集中治療部、新生児発達部から構成され、小児科は新生児集中治療部(NICU)と新生児発達部を担当しています。

新生児集中治療部

NICU12床、GCU24床の計36床で構成され、新生児担当の専任医師6〜7名、小児科の後期研修の一端として6か月〜1年間診療を行う小児科医2〜3名、初期研修を終了し小児科の研修を開始し、NICUの研修を初めて行い、3〜4ヶ月間在籍する研修医1名、産科からのローテートの研修医1名で、診療を行っています。当直は、2名当直で夜間の緊急の出産にも対応できるようにしています。

NICU GCU

年間入院数は、約400例前後で、出生体重1500g未満の極低出生体重児は年間約60例、そのうち1000g未満の超低出生体重児は20例前後です。死亡症例は年間10症例未満で、在胎24週以下の超早産児ないし新生児仮死、および先天異常症例にほぼ限られています。センター開設後1997〜2005年の9年間の統計では在胎28週未満赤ちゃんの死亡率はまだ高く、28週以上でほぼ5%以下でした。最近の2007年〜2011年の5年間の統計では在胎24週以下の死亡率はまだ高いのですが、25週以上であればほぼ5%以下となっています。

 

新生児発達部

  新生児発達部では、4名(兼任)の医師が交代で、NICUを退院した赤ちゃんの定期的なフォローアップを行っています。通常は、1歳過ぎまで、1500g未満で出生した赤ちゃんは、節目の年に発達検査や肺機能検査を行いながら、小学校3年生まで、その発育、発達をフォローしています。問題なく退院した赤ちゃん以外にも、医療的ケアが必要な赤ちゃん(例えば、気管切開、在宅酸素使用、経管栄養、長期にわたる薬剤投与が必要な赤ちゃんなど)を、小児科の各専門グループや外科系他科との連携を取りながらみています。NICUから引き続いて、両親の心理的ケアにあたる臨床心理士も参加しています。冬季には、RSウイルス感染予防接種外来を行っています。また、NICU卒業生以外にも、新生児難聴スクリーニング要精査の赤ちゃんが紹介されてきます。
 

「周産期母子医療センターネットワークにおける極低出生体重児の3歳時予後に関する多施設共同研究」の実地について(PDF:0.4MB)

臨床研究「正期産新生児の出生体重を規定する周産期因子」について(PDF:1.1MB)

「総合周産期母子医療センターネットワークにおける2005年出生極低出生体重児6歳時予後の全国調査(出生体重1000〜1500g)」の実施について (PDF:0.8MB)

「超低出生体重児の就学期の肺機能に関する研究」の実施について(PDF:0.2MB)

母体・胎児集中治療部


分娩部

詳しくはこちらをご覧ください。
自治医科大学産婦人科学講座-診療部門
http://www.jichi.ac.jp/usr/obst/medical/index.html