自治医科大学 小児科学講座 | Jichi Medical University Dept. of Pediatrics

自治医科大学とちぎ子ども医療センターは、大学病院併設型の小児病院です。

【診療内容】消化器

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診療

消化器関連分野のさまざまな問題に取り組んでいる。具体的には,炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎,クローン病,腸管ベーチェット病),胃・十二指腸潰瘍,ヘリコバクター・ピロリ感染症,直腸粘膜脱症候群,若年性ポリープ,機能性胃腸障害(機能性ディスペプシア,過敏症腸症候群など),B型・C型ウイルス肝炎(キャリア,母子感染予防措置),胆道閉鎖症,肝内胆汁うっ滞症(Alagille症候群,原発性硬化性胆管炎,新生児肝炎など),肝硬変(胆道閉鎖症術後,COACH症候群など),急性および慢性肝炎(CMV肝炎,EBV肝炎,TTV肝炎,自己免疫性肝炎),代謝性肝疾患(Wilson病,NICCDなど),非アルコール性脂肪肝,胆石症,急性膵炎などの診断や治療を行っている。急性虫垂炎,腹膜炎,Hirschsprung病,肥厚性幽門狭窄症,腸重積,胃食道逆流症,胆道閉鎖症,メッケル憩室などの外科疾患,経皮的または腹腔鏡下肝生検,上部・下部消化管内視鏡および小腸内視鏡検査(ダブルバルーン内視鏡、カプセル内視鏡)や内視鏡治療は,小児外科,小児放射線科,移植外科,消化器内科,麻酔科と連携を取りながら診療を行っている。

2017年の専門外来診療患者数は,のべ約1,500人であった。また,以下に年間の主な検査件数を示す。

  1. 消化管系
    ○ 上部消化管内視鏡検査 28 件
    ○ 大腸内視鏡検査 44 件
    ○ 小腸内視鏡(ダブルバルーン法)10 件
    ○ カプセル内視鏡 4件
  2. 肝臓・胆道・膵臓
    ○ ダブルバルーン内視鏡下逆行性膵胆管造影(DBERCP)1 件
    ○ 腹腔鏡下肝生検 1 件
    ○ 経皮的肝針生検 6 件

研究

肝炎ウイルスの母子感染に関する基礎研究を行っているほか, HBウイルス母子感染防止方法の新しい指針の検討やB型肝炎の抗ウイルス治療効果の検討を,本学ウイルス学講座(岡本宏明教授)と共同で行っている。また,超音波顕微鏡の診断応用に関する研究,消化管アレルギーと腸管免疫・腸内細菌叢に関する研究を行っている。

研修内容

  1. 腹部所見のとりかた(特に急性腹症)を習得します。
  2. 腹部画像診断,生理検査を習得します(消化器内科,小児外科,小児放射線科,麻酔科と連係あり)。 上部消化管内視鏡検査,下部消化管内視鏡検査,ダブルバルーン小腸内視鏡検査,カプセル内視鏡,ERCP,24時間食道pHモニター検査,X線撮影,消化管透視検査,CT,MRI,MRCP。
  3. 胃・食道逆流症,肥厚性幽門狭窄症,腸重積症,急性虫垂炎,肝疾患(肝内腫瘍,脂肪肝,胆道閉鎖症,胆管拡張症,肝硬変など),胆嚢疾患(胆石,胆嚢炎)の診断を学びます。
  4. 肝生検および病理カンファレンスを行います。
  5. 各消化管の先天奇形および先天代謝異常(ウイルソン病,尿素サイクル異常症など)の管理を小児外科,移植外科との連携で行います。
  6. 小児の高カロリー輸液,成分栄養治療の管理を行います。