当施設は、平成13年5月より平成21年9月までに164回【158例】の小児肝移植を実施しています。我が国の生体肝移植は、1989年に第1例が行われて以来、年々その数が増加し、最近では年間約500例が全国の50施設で行われています。生体肝移植の開始当初は、その殆どが小児例でしたが、 1995年頃より成人生体肝移植の数が増加して、 2000年以降は成人例の数が小児例を上まわっており、小児例は年間約120例で増加していません。当施設では年間約25例の肝移植を実施しています。

当施設で行われた小児生体肝移植例は平均月齢【中間値】が19ヶ月と小さく、その80%が胆道閉鎖症術後の患児です。移植後は、肝動脈閉塞、門脈閉塞、肝静脈狭窄などの血管合併症【13%】、胆道狭窄や胆汁瘻などの胆管合併症【10%】、急性拒絶反応【44%】、ウイルスや真菌感染症など【13%】の合併症をチーム総力の術後管理で乗り越えて、再開腹率【17%】、術後入院期間【中央値38日】においても全国的にもトップクラスの成績をあげています。

 

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