移植外科での研修を終えて。
自治医大 小児外科 久田正昭

私は琉球大学(第一外科)より小児外科専門医取得の為の研修のため平成18年4月より自治医大小児外科へ赴任し、現在とちぎ子ども医療センターにて診療させていただいております。将来は沖縄県で小児外科医療を支える一人として活躍できるよう、日々勉強させていただいています。
 沖縄県でも年に数人の患児が肝移植を必要としますが、沖縄県内では肝移植を行う施設がないため、県外へ移動し治療しなければなりません。そして、治療後は再び沖縄へ戻り生活しますが、術後の定期的な外来診療を行うのは小児外科医や消化器外科医となり、将来必ず私もその診療に携わるとおもいます。
 肝移植治療は様々なコメディカルスタッフが参加し、連日集約的な医療を必要とする領域です。そのためその生体肝移植手術や周術期管理は自治医大移植外科チームのような多数の移植手術を経験するスタッフにより行われるべきだと思います。このような施設での移植外科医療の現場でその診療のお手伝いをさせてもらいながら研修できる機会は私にとって非常に貴重な経験となりました。
 自治医大小児外科と移植外科は非常に密な協力体制となっており、共に自治医大とちぎ子ども医療センターの外科病棟にて診療を行っています。このような体制で小児外科医療と小児生体肝移植医療の双方を研修できるのは非常に有意義であると感じました。(2007.3)

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