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卒業生インタビュー 今村かずみ(広島県)

卒業生インタビュー 今村かずみ(広島県)

(平成30年4月 取材)

広島県尾道市
公立みつぎ総合病院
内科医
今村かずみ

都市部で初期研修後、山間部の病院へ

自治医大を卒業して広島県に戻り、4年目を迎えました。県内医療の中心的病院で初期研修に取り組み、その後、尾道市の山間部にある病院に就いて2年目になります。勤務する公立みつぎ総合病院には歯科を含めて14の診療科があり、病床は一般と療養を合わせて240床。全国で比較すれば中規模の医療施設ですが、「‘‘地域包括ケアシステム"を生み出した病院」を謳い、その先進的な取り組みを実践しています。施設もリハビリテーション施設のほか、各種の介護・福祉施設や緩和ケア施設などを併設し、そこで働く専門職のスタッフが密接に連携するというソフト面の充実も図り、地域住民の健康的な生活をト―タルで支えています。


地域医療の現場で、初めてづくしの経験

私は内科医の一人として外来や病棟の診療はもちろん、消化管の内視鏡検査、内視鏡の技術を応用した胆管や膵管の造影検査、心臓のカテーテル検査などを担当しています。「初めての外来診療」「初めての一人主治医」「初めての一人当直」などをこの病院で経験し、その都度、医師として担う責任の重さが増すことを実感しました。最近は住民向けの健康教室を開いたり、訪問診療で家庭を訪ねたりするなど、病院外の活動にも力を注ぐようになりました。健康教室では、参加者にも分かりやすい言葉で病気の予防策や治療法などを紹介しています。訪問診療では日々の生活における患者さんの様子に触れ、病院内の診察だけでは持ち得ない診療の視点を得ています。そして何より嬉しいのは、生死をさまよった重症の患者さんが元気になり、自宅に帰れるようになること。その患者さんを、引き続き外来で診療できるのは地域医療ならではだと思います。
出身地で医師になり改めて思うのは、在学中からお世話になり、卒業後も若手を多面的にバックアップしてくれる県人会のありがたさです。義務年限中の私も、先輩方がしてくれたように、故郷の後輩の成長に貢献したいと考えています。