第23回 学 術 集 会 |
会長挨拶
第23回学術集会に向けて
![]() 第23期会長 川野 仁 東京都神経科学総合研究所 発生形態研究部門 第23回日本下垂体研究会学術集会は2003年横浜、2005年沖縄に続いて、日本神経内分泌学会(会長日本医大・芝崎保先生)との合同大会となります。 会期は2008年8月28日〜30日、会場は東京都港区六本木の政策研究大学院大学に決定致しました。 現在、特別講演やシンポジウムを始めとしてプログラムの作成準備を進めております。 視床下部―下垂体を中心とする内分泌系は、研究対象として重要かつ興味の尽きない領域です。 そして下垂体研究会と神経内分泌学会は30年以上にわたって、日本のこの分野の研究をリードしてきました。 しかし、両会の発足の事情や背景は異なっていて、下垂体研究会が主として基礎研究者から構成されているのに対し、神経内分泌学会は医学部教員や医師が多く、それは学会や発表の内容にも反映されています。 これらの違いをどのように乗り越えるかという難しさがある一方で、合同集会には、ともすれば顔なじみの集まりになりがちな学会に一種の緊張感を与えるという良さもあります。 事実、前2回の合同集会では、参加人数の多さに加え、個々の集会では見られないテーマの豊富さと議論の広がり、人的交流などで、成功を収めてきました。 次回の合同集会は、下垂体研究会には珍しく、六本木という東京の中心部で開催されます。 会場の周りには日本経済の長期低迷からの脱却を象徴するかのような、エネルギーに満ちあふれた21世紀の街が広がっています。 下垂体研究会に新たな活力を吹き込むきっかけとなるような魅力的な会にしたいと意気込んでおりますので、多数の方のご参加をお待ち致します。 (2008年1月31日)
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第23回学術集会報告と参加御礼のご挨拶
日本下垂体研究会第23回学術集会 会長 川野 仁 第23回学術集会は、六本木「政策研究大学院大学」で8/28-30の三日間にわたり開催され、 特別講演1題、教育講演4題、シンポジウム2テーマ12題、一般口演83題、若手企画シンポジウム4題が発表されました。 多くの方々にご参加いただき、盛況のうちに無事終えることができました。 ご参加・ご支援を賜り、誠にありがとうございました。 学術集会事務局一同より、厚く御礼申し上げます。 第6回 吉村賞
第6回(2008年度)吉村賞は下記のように選ばれ、第23回学術集会で受賞講演が行われました。 「新規脳ホルモンの探索と機能解析」 筒井 和義(早稲田大学大学院先進理工学研究科) 「下垂体前葉細胞の機能調節因子とその作用」 山口 高弘(東北大学大学院農学研究科)
第23回学術集会 最優秀発表賞・特別最優秀発表賞
第23回学術集会では「最優秀発表賞」、「特別最優秀発表賞」が下記のように選ばれ表彰されました。 最優秀発表賞 「ニワトリ胚下垂体隆起部の研究―形態形成と構成細胞の性質について―」 井上 麻紀子 「GnRH による GnRH ニューロンの突起伸長および移動の制御」 金保 洋一郎 「転写因子 Prop-1 の生後下垂体未分化細胞における発現解析」 吉田 彩舟 特別優秀発表賞 「キンギョ下垂体における PACAP のソマトラクチン分泌促進作用の解析」 東 森生 「長鎖脂肪酸はゴナドトロフの GnRH レセプター mRNA 発現量を制御する」 出浦 慎哉 (2008年10月 9日)
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