第29回 学 術 集 会 |
会長挨拶
第29回学術集会に向けて ![]() 第29期会長 渡辺 元 東京農工大学大学院農学研究院動物科学部門 第29回下垂体研究会をお世話させていただきます。 会期は 2014年 8月 9日(土)〜 11日(月)、場所は東京都八王子市にある八王子セミナーハウスです。 参加者全員に宿泊していただく「合宿形式」の学術集会となります。 前回は温泉ホテルで豪華に開催されましたが、今回は東京郊外の八王子の林間で、 夜はバーベキューをしながら、東京の暑い夏を熱い議論でワイルドに盛り上げていただきたいと思います。 エクスカーションとしては、近くにある多摩動物公園に夜出かけようと考えています。 私は東京農工大学に着任して32年目になりました。 その間、第8回下垂体研究会(1993年 7月 26日から 28日、笹本修司 会長)、] 第17回日本下垂体研究会(2002年 8月 1日から 2日、田谷一善 会長)の開催に係わりました。 ソフトボールの試合をしたことなど懐かしく思い出されます。 老いも若きも同じテーブルについて、下垂体に係わる研究に熱き議論を交わす場になるよう精一杯お世話させていただきますので、 たくさんの方々に参加いただきますよう心よりお願い申し上げます。
(2012年10月1日)
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第29回学術集会報告
日本下垂体研究会第29回学術集会 会長 渡辺 元 第29回学術集会は、東京都八王子市「八王子セミナーハウス」で8/8-10の三日間にわたり開催され、 吉村賞受賞講演1題、教育講演1題、シンポジウム3題、一般発表33題が発表されました (プログラム)。 多くの方々にご参加いただき、盛況のうちに無事終えることができました。 ご参加・ご支援を賜り誠にありがとうございました。 学術集会事務局一同より、厚く御礼申し上げます。 第12回 吉村賞
![]() 第13回(2014年度)吉村賞は下記のように選ばれ、第29回学術集会で受賞講演が行われました。 「下垂体隆起部の細胞性別学的研究」 酒井 貴文(埼玉大学大学院理工学研究科) 第29回学術集会 最優秀発表賞・優秀発表賞
![]() ![]() 第29回学術集会では「最優秀発表賞」、「優秀発表賞」が下記のように選ばれ表彰されました。 最優秀発表賞 「GnRH-(1-5) による KNDy ニューロンを介した GnRH/LH 分泌促進機構」 家田 菜穂子(名古屋大学) 「性腺機能制御に関わる後脳上衣細胞の AMP 活性プロテインキナーゼ (AMPK) の役割」 美辺 詩織(名古屋大学) 「Collagen producing cells in human anterior pituitary gland; normal pituitary gland and pituitary adenoma」 Alimuddin Tofrazal(自治医科大学) 優秀発表賞 「Ethynyl estradiol 臨界期暴露による遅発影響に先行する視床下部キスペプチンニューロンの異常」 市村 亮平(国立医薬品食品衛生研究所) 「神経堤細胞由来細胞は下垂体に侵入し S100β陽性となる」 上春 浩貴(明治大学) (2014年10月 2日) |
日本下垂体研究会 第29回学術集会を終えて
![]() 第29回日本下垂体研究会学術大会に多くの皆様が参加していただき、誠にありがとうございました。 まずは心より御礼申し上げます。 2015年8月8日(金)から10日(日)まで、東京八王子市にあります大学セミナーハウスで開催いたしました。 本学術集会の恒例となっておりました温泉もなく、蒸し暑い東京での開催で、 皆様が来ていただけないのではないかと大変心配しておりました。 最終的には33題の口頭発表と100名近い方々に参加していただきました。 明治大学の加藤幸雄先生にコーディネートしていただいたシンポジウム「下垂体の発生と分化」は、 早稲田大学名誉教授の菊山榮先生を教育講演にお招きし、本学会の歴史と最新の知見を融合させたタイムリーな企画となりました。 吉村賞を受賞された坂井貴文先生の「下垂体隆起部の細胞生物学的研究」の御講演とも呼応し、 私が下垂体研究会に加わったばかりの頃に感じた研究の醍醐味を再認識させていただきました。 台風11号によって交通手段が乱れ、ご苦労された方もいるかと思いますが、 8月8日(土)夜に行われたエクスカーション多摩動物公園ナイトズーの時には雨もやんで、 短い時間でしたが夜の動物園を楽しんでいただけたと思います。 来年は富山大学の松田恒平先生を会長として宇奈月温泉で行われます。 是非とも参加し、また皆様と熱き議論を交わしたいと思います。ありがとうございました。 平成26年8月吉日 第29期会長 東京農工大学大学院農学研究院 渡辺 元 (2014年10月 2日) |