下垂体と下垂体に関わる全ての領域を視野に入れた学際的な研究会です。

医学、理学、獣医学、畜産学、水産学など様々な分野の会員がいます。
年一回の学術集会を日本各地で合宿形式で行っています。
日本下垂体研究会は、「日本学術会議協力学術研究団体」です。

最 新 の お 知 ら せ

第38回日本下垂体研究会学術集会(岡山)ウェブサイトのご案内

 

  ウェブサイトが公開されました。こちらからアクセスください。


(2024年 3月 1日)


第37回日本下垂体研究会学術集会(宮崎大会)を終えて

会長 内田勝久

 師走の候、皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
 さて、本年8月3日から5日の日程で、第37回日本下垂体研究会学術集会を宮崎市青島地区「ANAホリデイ・イン・リゾート」で開催いたしました。学術集会にご参加いただいた皆様、学会員の皆様に御礼とご報告をさせていただきます。
 本学術集会のスローガンを、「日向の地で、下垂体研究の新しい夜明けを向かえる」とし、5年ぶりに下垂体研究会らしい合宿形式(対面式)の学術集会を開催いたしました。3日間でのべ160名近い方々にご参加いただき、オンライン開催では味わえない(いつものスタイルの)講演やシンポジウム企画を通じ、多くの参加者が下垂体研究の今を知り、熱く語り合い、新たな研究の夜明けに繋がる「研究者交流」、「研究者ネットワーク形成」を生み出せたと顧みています。合宿形式の大会は、ひとえに、会員の皆様に会場までお越しいただけなければ成り立ちません。大型台風が接近・迷走するなか、遠路はるばる宮崎までお越しいただき、学術集会に参加いただいた皆様、講演や座長をお願いし、快くお引き受けくださった先生方に、厚く御礼申し上げます。
 1年間、大会長として、対面・合宿形式にこだわり、大会の準備を進め、ぶれずに合宿形式の大会を無事に終えられたことは、安堵の気持ちでいっぱいであるとともに、老いも若きも“下垂体研究を直に語り合える場”がいかに大切であるかをあらためて実感した次第です。特に、若い学生さんや若手研究者の大きな底力も感じることができた大会であったと思います。研究成果を酒の肴にファイルオンザデスク、合宿の合間のエクスカーション、宮崎の焼酎を学び、味わいながらの懇親会、どれも、研究者の交流と今後の研究進展に繋がる大切な活動だと痛感しました。参加された方々が、宮崎の気候風土、人、食材や焼酎の良さを体感し、下垂体研究の新しい夜明けを感じとれた大会であったならば、主催者として大変嬉しく思います。これからも、下垂体研究会らしい合宿形式の学術集会が毎年開催されることを切に願っております。
 次年度の学術集会は岡山大学の大塚文男先生にお世話になり、倉敷で開催される予定です。 “日本のひなた、宮崎”から “晴れの国、岡山”へとバトンを引き継ぎ、これから多くの仲間が共に研究を進め、多くの仲間が倉敷の地での合宿に集うことを楽しみにしております。最後に、会員の皆様の今後益々のご活躍と研究の進展を心よりお祈りし、結びの言葉といたします。

令和5年12月吉日
第37回日本下垂体研究会学術集会 会長
宮崎大学農学部 内田勝久



吉村賞授賞式後の集合写真


講演会場での活発な議論の様子


エクスカーション(日南市にある鵜戸神社を参拝、研究の進展を願かけ)



懇親会やファイルオンザディスクで、久しぶりに飲み談義に花を咲かせました。

(2023年 12月 15日)


第37回日本下垂体研究会学術集会(宮崎大会)のご報告

会長 内田勝久

 第37回学術集会は、宮崎市青島地区「ANAホリデイ・イン・リゾート」を会場とし、8月3日から5日(3日間)の日程で開催されました。吉村賞受賞講演1題、特別講演1題、教育講演1題、2つの企画シンポジウムによる7講演、最優秀発表賞候補演題4題、一般演題14題、ご当地セミナー1題と、多くの諸先生方にご講演いただき、講演会場や夜のファイルオンザデスクの会場で活発にご議論いただきました。ご参加いただきました先生方、学生の皆様、学術集会の開催にご協力いただきました関係の皆様に、大会事務局一同、深く御礼申し上げます。

第22回吉村賞

 第22回(2023年度)吉村賞は、下記のように選考され、第37回学術集会で受賞講演と授賞式が行われました。

 「バソプレシン・オキシトシンの新たな生理機能に関する研究」
   上田 陽一(産業医科大学)


受賞講演の様子、授賞式後の記念写真

第37回学術集会 最優秀発表賞・優秀発表賞

 第37回学術集会では、「最優秀発表賞」ならびに「優秀発表賞」が下記のとおり選出され、表彰されました。

最優秀発表賞
 「メダカにおける密度認識と高密度飼育下での成長阻害および内分泌学的解析」
   藤城 耕陽(宮崎大学)

優秀発表賞
 「ラット下垂体前葉細胞におけるC型ナトリウム利尿ペプチドおよびその受容体の発現
調節におけるエストロゲンの効果」
   石田 睦(神奈川大学)
 「ラット下垂体における細胞性レチノール結合タンパク質の組織学的解析」
   魏 亜男(神奈川大学)
 「多飲・多尿・頻尿から鑑別に苦慮した心因性多飲の1例解析」
   副島 佳晃(岡山大学)


 最優秀発表賞・優秀発表賞受賞者との記念写真

(2023年 12月 14日)


第37回学術集会の参加申込が開始されました

詳細については、下記リンクをご参照ください。

第37回学術集会HP・参加申し込みサイト

(2023年 6月 15日)


第37回日本下垂体研究会学術集会のご案内

      
      学術集会の概要については、左メニュー「学術集会案内」にてご覧になれます。
(2023年 5月 8日)


参加研究室ホームページへのリンク集について


 当会参加研究室ホームページへのリンク集を設置しました。 会内外の方に当会参加研究室の活動内容を紹介する機会のひとつとなるうえ、 会員相互間の連絡等にも大変好都合かと存じます。
 ご賛同いただけます講座・研究室がございましたら、ぜひとも事務局までご一報頂けますよう、 よろしくお願い申し上げます。

(2005年 8月24日)