> 2023年 > 

お知らせ一覧

第68回 日本透析医学会 学術集会・総会のご報告

2023年6月16日〜18日: 横浜・パシフィコ横浜にて第68回 日本透析医学会 学術集会・総会が開催されました。

当科からは以下の発表が行われました。

 

  • 一般演題 (口演) 「広範な中枢静脈狭窄(CVS)のため右大腿静脈カフ型カテーテルを選択し血液透析を継続した1例」 

岡 健太郎 先生

  • 一般演題 (口演)「FilmArrayにより早期にクリプトコッカス髄膜炎と診断し得た血液透析患者の一例」

大野 和寿 先生 

  • 一般演題 (口演)運動後の急性腎障害を契機に診断された腎性低尿酸血症の1例」

齋藤 麻美子 先生

  • 一般演題 (口演)「SGLT2阻害薬のCKD腎アウトカム抑制効果を確かめた三大臨床試験のメタ解析」

長田 太助 先生

 

  • 一般演題 (ポスター) 「Streptococcus mitis/oralis (S.mitis/oralis) による腹膜透析(PD)関連腹膜炎を発症した2症例」 

村上 琢哉 先生

  • 一般演題 (ポスター)「COVID-19関連脊髄炎に対して単純血漿交換の併用が有効であった一例」

大江 一帆 先生

 

  • 英語一般演題(口演) 「Angiotensin receptor neprilysin inhibitor both improved resistant hypertension and fluid management in accelerated malignant nephrosclerosis」

菱田 英里華 先生

第66回 日本腎臓学会学術総会のご報告

2022年6月9日〜11日: 横浜・パシフィコ横浜にて

第66回 日本腎臓学会学術総会が開催されました。

当科からは以下の発表が行われました。

 

  • 一般演題 (口演) 腎尿細管障害と間質線維化におけるNrf2の細胞特異的な役割

菱田 英里華 先生

  • 一般演題 (口演) 高血圧性心不全モデルにおけるSGLT2阻害はバソプレシン分泌を促進しない

増田 貴博 先生

  • 一般演題 (ポスター) SGLT2阻害薬は慢性腎臓病患者の体液量を長期間にわたり適正に維持する

岡 健太郎 先生

第45回 日本高血圧学会総会のご報告

2023年9月15日〜17日: 第45回 日本高血圧学会総会が開催され、当科からは以下の発表がございました。

 

第45回総会:Hypertension Research企画 

  • 糸球体血行動態と尿細管でのナトリウム調節:腎予後規定因子としての最新知見

増田 貴博 先生

 

  • 一般演題 (口演) Dahl 食塩感受性高血圧ラットにおける SGLT2 阻害はバソプレシン分泌を促進せず体液量を減少させる

増田 貴博 先生

  • 一般演題 (口演) 慢性腎臓病における杜仲茶成分の作用の探索

里中 弘志 先生

第53回 日本腎臓学会東部学術大会のご報告

2023年9月16日〜17日: 仙台国際センターで第53回 日本腎臓学会東部学術大会が開催されました。

当科からは以下の発表がございました。

 

  • シンポジウム10「高血圧と腎」

2. 悪性腎硬化症    

長田 太助 先生

 

  • 学生・研修医のための教育セミナー 

症例2「2型糖尿病治療経過中に急激に浮腫と蛋白尿が出現した50歳代男性」

症例提示 奥山 博仁  先生

解説   菱田 英里華 先生

 

  • 一般演題 (口演) Selpercatinibによる薬剤性尿細管間質性腎炎を来した進行肺腺癌の一例

酒井 雅人 先生

  • 一般演題 (口演) IgG型リンパ形質細胞リンパ腫(LPL)の治療経過中に腎アミロイドーシスによるネフローゼ症候群を発症した一例

土井 秀悟 先生

  • 一般演題(口演) プレドニゾロン, アバコパンにより寛解し得た顕微鏡的多発血管炎の一例

奥山 博仁 先生

  • 一般演題(口演) 微小変化型の組織像を示しLDLアフェレーシスにより透析を離脱できたネフローゼ症候群の1例

三澤 響平 先生

  • 一般演題(口演) IgG4関連腎臓病(IgG4-RKD)との鑑別に苦慮したニボルマブによる尿細管間質性腎炎の一例

大江 一帆 先生

参加された先生方、ご指導いただいた先生方、大変お疲れ様でした。

 

来年度の東部学術大会は、いよいよ、長田太助教授が大会長を務められ、ライトキューブ宇都宮で開催されます!

タイトルは「地域を護る臨床腎臓学の真髄」で、自治医科大学のモットーである地域医療と、今流行りのCKD地域連携に因んでいます。

有意義な学会となるよう、準備を進めて参りますので、皆様ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

第55回 臨床体液研究会のご報告

2023年10月28日: 第55回 臨床体液研究会が開催されました (完全WEB開催)

当科からは以下の発表がございました。

  • 一般演題 (口演) サクビトリルバルサルタンが体液量・分布に及ぼす影響

酒井 雅人 先生 

 

伝統ある格式高い研究会での発表、大変お疲れ様でした。

来年度は、代表世話人の長田太助先生が当番幹事も兼任されます!久しぶりの現地開催の方向で調整しております。

第59回 高血圧関連疾患モデル学会学術総会, 第24回氷川フォーラムのご報告

2023年11月24〜25日: 第59回 高血圧関連疾患モデル学会学術総会が川越市のウェスタ川越で開催され、第24回氷川フォーラムも同時に開催されました。

当科からは

「SHR学会・氷川フォーラム合同シンポジウム 若手シンポジウム」

におきまして、

菱田 英里華先生が氷川フォーラム側の演者として過去の氷川賞受賞者の中から選定され、

「腎灌流圧を意識した高血圧合併CKD治療とARNIへの期待」の演題名で発表されました。

 

第46回栃木県透析医学会のご報告

2023年10月21日、宇都宮腎内科皮膚科クリニック 中野伸行先生が当番幹事を務められた第46回栃木県透析医学会学術集会が開催されました。

当科からは以下の発表がございました。

 

一般演題 (口演)
  • Streptococcus mitis/oralis(S.mitis/oralis)による腹膜透析(PD)関連腹膜炎を合併した2 症例

村上 琢哉 先生

  • カフ型カテーテル(TCC)での管理中に中枢静脈狭窄(CVS)をきたした 1 例

土井 秀悟 先生

  • FilmArray®により早期にクリプトコッカス髄膜炎と診断し得た血液透析患者の 1 例

大野 和寿 先生

 

2023 夏季セミナー in Jichiに参加し, 医学生が腎生検手技と体成分測定を体験しました

2023年7月16日(日)に当院卒後臨床研修センター主催の「2023 夏季セミナー in Jichi」が開催されました。当科では、参加した医学生にシミュレーション機器を用いたエコー下腎生検手技、生体電気インピーダンス機器InBodyを用いた体成分測定を体験していただきました。

 

《参加した医学生の声》

・豚の腎臓を用いて穿刺する体験ができ、とても貴重な時間を過ごせました。

・腎生検シュミレーターやエコーガイド下穿刺のシュミレータが創意工夫に富んでいて、楽しんで体験することができました。

・InBodyの体験や豚の腎臓を使った腎生検、エコーしたでの血管穿刺など、普段の実習では体験できなかったことを経験でき、とても勉強になりました。

・穿刺エコーは良い経験になりました。

・腎臓の模型や動静脈の模型を使って器具の体験をできたことが非常に面白かったです。体組織がほんの数分で知ることができたのも驚きでした。

 

 

2023年7月7日(金)医局説明会をハイブリッド開催します

厚生労働省の「令和5年度 慢性腎臓病(CKD)重症化予防のための診療体制構築及び多職種連携モデル事業」に採択されました

厚生労働省より「令和5年度慢性腎臓病(CKD)重症化予防のための診療体制構築及び多職種連携モデル事業実施法人」の公募があり、自治医科大学が全国6施設の一つとして採択されました。

慢性腎臓病(CKD)は、日本国内での患者数が1300万人以上と推定され、新たな国民病とも言われています。CKDの進行により慢性維持透析を必要とする患者さんは年々増加を続け、2021年末時点で35万人近くに達しています。このような状況の中で、CKDの重症化予防は、国を挙げての喫緊の重要課題となっています。

 栃木県内においては、これまでも当科を中心とした「栃木CKDコンソーシアム」という組織でのCKD対策をおこなってきました。そして、本事業の採択により新たな栃木CKDコンソーシアムが中心となり、多職種連携やCKD連携協力医の講習・認定、腎臓病療養指導士の育成などに取り組んでいきます。

 

 

 

厚生労働省:令和5年度慢性腎臓病(CKD)重症化予防のための診療体制構築及び多職種連携モデル事業の公示について

 

 栃木県ホームページ:「CKD(慢性腎臓病)」を知っていますか?